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「自己決定」の大切さ
「自己決定」がなぜ大切なのか、
結論から言うと...
自分の人生の「主導権」は、「自分自身で握る」必要があり
自分で決めて経験していく事が、自己の「満足感」「充実感」「自尊心」
最終的には「幸福感」を高めるからです。
自己決定権がないとどうなるか
自己決定しない状況には大きく分けて2ケースあります。
ケース1:本人を取り残して周りの人が主導権を握っている
ケース2:自分が決定権を握っているにも関わらず怠惰な思考がゆえに他者に決定権を放棄している
・自分がやりたい事
・欲しいもの
・希望とする道
本来、自分で決めるべき選択を、他人に任せて決定させてしまうと、
必ず後から「人のせい」「誰かのせい」にして、責任をなすりつける結果になります。
「あの時お母さんが言ったから、その通りにしたのに...」
「やっぱり、私はこうだと思ったんだよね...友達があんな事言わなければ...どうしてくれるのよ」
「だから、旦那の言ったことは間違いだったのよ」
違います、「間違い」だったのは自分で決めなかった「自分自身」です。誰か人のせいにして、責任転嫁をする事ほど滑稽なものはありません。
自己決定をしなかった結果、あとに残るのは人への嫌悪と恨みだけです。
自己決定権を握るためにはどうすればいいか
できる限り最大限に自分で決定できるよう環境を整える事です。
上記で挙げたケース1の場合は、親や家族、学校の先生であったり、職場の上司など、すぐに変えられる環境ではないかもしれません。しかし、小さな事から、自分で考えて→選択して→決定していくのは可能です。
例えば、今日のランチは何が食べたいか、今日の服装は何を着ようか、そんな小さな事から始めてみて下さい。そんな事?と思うかもしれませんが、普段無意識のうちに人の意見に流されて自分の意志で決めていない事は案外たくさんあります。
毎日の小さな事を反復する事で、自分で決める「習慣」がついていきます。
ケース2の場合は言わずもがな、怠惰な考えと習慣を改める事です。
もし仮に、刑務所へ入れられたらどうしますか?生活のほとんどが看守の管理下に置かれ、好きな場所にも行けない、会いたい人にも会えない、食べたい時に食べたいものも食べられない、そのような制限の厳しい環境です。自己決定権を放棄する事は、自分の人生を放棄する事と等しいのではないでしょうか。
自己決定がもたらす効果とは
1つ、とても大事なのは、決める前に自分の心で「感じ」、頭で「考える事」です。
なぜその選択をしたいのか、なぜそれに決めるのか、「自分なりの意図」を持つことが大事です。試行錯誤する事によって、これが良かった、あれがダメだった。こうしたら改善できるのではないか。
この過程が経験に溶け込み自分で「体感」できると、例え失敗したとしても誰のせいにもしません。そうです、自分で決めたことは良い結果にならなかったとしても「納得」を含んだ経験値になるのです。
「自分の事は、自分で決める。」
これが自尊心を生み、育て、充実した人生にするのです。