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季節を感じる、風に揺れる花のあるまちをつくりたい

ここ数年。

大きな銀杏の大木が切り倒され、
田んぼや畑が埋め立てられ、
新しい住宅が開発され続けている。

銀杏並木の街路樹が伐採され、
黒いアスファルトの道路は広がり、
広い日陰をつくってた交差点のクスノキが伐採され、
夏の日差しに、アスファルトが黒々と光っている。

公共施設や学校にあった、
大きな木も、いつの間にかなくなり、
切り株が、6月の枯れた雑草の中にぽつんと見える。

ああ、今の時期に雑草が枯れるって、
ラウンドアップつかったのかな・・・
熱湯かな?


どんなまちに住みたいか。
人それぞれだとは思いつつ、
私が感じるのは・・・

低層の一戸建て、
集合住宅が整然と並び、
整った植栽、花、木、角の奥に小さなほこら。
すっきり整頓されたごみ集積所、
掃き清められた家々の玄関前。
木陰をたどるようにランドセルの子供が歩き、
車や自転車に乗っている大人たちはそれを見守る、
日本らしい、おだやかな民度の高さを感じるまち。


街路樹が切られていくのは、
木も寿命があるから、新陳代謝というのもわかる。
事故防止のため、見通しをよくするため、もわかる。

道路じゃなくていいので、
どこか、
公共空間には植物があってほしいな。
プランターを置いてみましたけど?
パンジー植えてみましたけど?
みたいな借り物、置き物ではなく、
そこに生きてる、風を感じる緑の葉っぱや花が、
水たまりのような、ポケットパークのような、
歩いていて、心がほっとするような
本気の植物花スポット。

歩くのが楽しいまち。


おしゃれなカフェほど、緑を活かしてる。
ステキな空間ほど、花が生けられてる。
おしゃれな都市ほどそういう植物を活かしてる。

・・・と私は思ってる。

神戸市、芦屋市、大阪市。


私は、植物をまちなかに感じたい。

桜の木は好まれて植えられるけど、
そうじゃない花木もいいんじゃない?

花のあるまちに住みたい。

あじさい、
ラベンダー、
ローズマリー、
サルスベリ、
コルジリネ、
パンパスグラス、
キンモクセイ

季節がめぐり、花が咲く、風に揺れる。
そんな時の移り変わり、
生きていることを感じられる、
花のあるまちに住みたい。

せっかく市役所に勤めていて、
公共空間づくりに関われるかもしれないなら、
いつか、
季節を感じる花を植えて、
次の世代に喜ばれるまちづくりに関わりたい。



なんちゃって。

それってまるで市長やん(笑)

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