喜怒哀楽を大切に
スピリチュアル・アンガーマネジメントを始めて、一般にも役に立ちそうなメッセージをブログからこちらに転載します。
感情は魂のガイド
スピリチュアルな話なので恐縮ですが。
これまでずっと、メッセージサイトや勉強会などで
「感情を大切に」「感情に注目」とお伝えしてきました。
その理由は
「感情は、魂と直結している」ので
「自分のミッション(天命)を知るには、感情をガイドにすると良い」からです。
スピリチュアルらしく言うと
「魂からのメッセージは言葉ではなく波動だから、それを知るには“感情”が必要」ということなのですが。
そんなおり、
「ザ・シークレット」でもそのことが伝えられるようになり、
・魂が喜ぶ方向にいくと「楽しくなり」
・魂の望まない方向にいくと「悲しくなる」
と説明されていて、ああやはり…と納得。
高野山のワークでチャネリングしたメッセージでも、
感情の基本は「喜怒哀楽(きどあいらく)」のうち
「哀・楽(あい・らく)」だけだ、と言われ、
喜と怒は、哀楽のさらに進んだものだ、とのこと。
つまり
「怒←哀・楽→喜」という形。
人は、悲しみをガマンしすぎると「怒り」になるので
怒りっぽい人は、子どものころから悲しみを我慢しすぎて、
「哀」の先に進んでしまったのだ、と言えます。
話を戻して…
潜在意識や、それより深い(魂レベルの深さで)メッセージが来たときや
魂レベルで為すべきことがあるとき、
つまり
「自分らしさ」「ライフワーク」「天命・使命」「魂のミッション」など
生きる上で大事なことを知らせてくれるのが「感情」なので、
感情をなくしてしまうと大変なことになるのはお分かりでしょうか?
「感情」というガイドを失うと、道に迷ってしまう。
ですが…
むかしは、よく宗教的な修行やビジネスの世界で、
「感情的にならないように」とか「腹を立てずに」と言われることがあり、
かなり誤解されてきたと思います。
プロのスポーツ選手などが、試合で感情的になってファウルで退場…などの失敗を見ていると、「感情をコントロールする」ということが大事なのは確かですし、
感情に溺れるという意味で、「感情的」な状態になると判断を間違えやすいから、失敗して取り返しがつかなくなることのないように感情をマネジメントする必要があったのはわかりますが、
なぜか…いつの間にか
自分が感じている感情自体を危険だと思って「無視する、抑えこむ」ということになっているのではないか…
どこかで説明がカットされてしまって
「感情はいけないものだ」「喜怒哀楽はなるべく感じない方が良い」
「怒りは忘れるか、捨てるか、許すかしないとならないから、怒りを感じる自分を恥じなくては」……といった勘違いが生まれてしまった気がします。
「感情をやみくもに否定すること」は、間違い。すべてカン違いです。
神様(宇宙)が、必要ないものを作るわけがない(笑)。
確かに「感情に溺れている」と次に進めずに、時間がもったいないですし
「怒り」は身体に毒性の強いホルモンを分泌させるので、一時間以上続けて怒っていると死ぬと言われたりしますし。
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)というくらい、苦いものを舐めないと恨みが思い出せないように、人間はできている。
だから、アンガーマネジメントなどでどうにか解消しようとする。
スピリチュアル・アンガーマネジメントでも、腹が立ったら、早くその原因を見つけてどんどん分解していく過程があります。
今の感情をコトバであらわしてみることで、感情を掴み
そのきっかけを思い出すことで、パターンを掴む
原因となるものを探究することで、
どんな価値観があって、その感情につながったかが分かると、
自分が望む理想や、本当はどうしたかったのかに気づく
あとは自分に合った方法で対処していく
……という感じで。
(記事下リンクの「怒りの三原則」「怒りを大切に」をご参考に♪具体的な怒りの解消はワークやセッションでサポートしているので省略します)
喜怒哀楽はアセンションの必須条件♪
とくに感情のうち、一般的に「ネガティブ・否定的感情」と呼ばれる
「怒り」「悲しみ」「不安感」は非常に重要な学びやメッセージを含んでいるので、それを解読もせず
「忘れなさい」「もっと楽しい方向を向きなさい」「気のせいだ」というのは、まるでワナか落とし穴のようで、危険です。
昔のスピリチュアル本や「引き寄せの法則」本では、その部分がまるで意図的なくらい欠落していました。
じつは、スピリチュアル本を読んでかえって迷う人がいて、それは皆さんここらあたりで躓いてるんですよね。ネガティブ感情を手放すことができず、無視しようとして足元をすくわれてしまうのでした。
否定的感情は「アラーム(警報機)」のようなもの、
火事やガス漏れ、巨大地震や津波のとき、警報が鳴っているのにそれを無視するなんて自殺行為でしょう (・▽・;)。
「ネガティブ感情」も心のアラームなので、確認が必要です。
私がチャネリングした時、そういう大事な部分は特にしっかり説明がきました。「怒り」「悲しみ」「不安感」などの分析と解説は、Angeling講座に任せるとして(ただいま再編集中。あとでリンクを追記します)
簡単に言うとこんな感じ。
たとえば、ビッグバン宇宙論があるとして、
宇宙の爆発によって、素粒子や光の粒子が充満している世界。
その素粒子を束ねて、銀河や地球や人間の体ができているというイメージ。
高次元で誕生した魂が、地球に降りてきて、赤ちゃんとして生まれるときは
地球に満ちている目には見えない素粒子を束ねて「肉体」をつくり、
魂が「人間の肉体」という乗り物に乗って、あちこち移動している。
そのときに
自分が今どこにいて、
どんな状況で、
どの方向に向かっているか
何を選べば幸せになれるか、
を知る手段が「感情に注目すること」。
感情は、人間という乗り物のGPS
感情が「快(楽)」なときは、ここにいて良い。この選択は正しい。
というメッセージ。
より、楽しく明るい方を選ぶと、感情は「喜」になる。
感情が「哀(かなしい、むなしい)」のときは、
今いる場所が自分の本質には合っていない、自分に合っていない行動をしている
(愛を感じられない行動をしている)という知らせ。
なので「楽しい」「嬉しい」を感じる方に移動するべきというメッセージ。
悲しいのに、それをガマンし続けると、限界がきて「怒」になり、
それが「これ以上そこにいると(それを続けると)心や体、人間関係を壊しますよ」というサインになっている。
ただしこのGPS機能ですが
最初のプログラミングによって「東西南北」を間違えてインプットされている場合がありますよね…。
生まれて3才までの親子関係や、社会の価値観などで
「こうあるべきだ」という押し付けや、虐待などによって…
喜怒哀楽の基準が、逆になったりあいまいだったりズレてしまったり
民族的にとか地域的に…などでも違いがあったり。
(魂のチャレンジとしては、それすらも余興のうちとは言えますが…)
トラウマを抱えて「自分はダメだ」と思ったり、「人は信用できない(自分自身も信用できない)」と思ったりすると、その基準のGPSでは「私はダメだ」を証明するためにいろいろな出会いが起きてしまう。
証拠集めのために「ダメな理由」を引き寄せしてしまう人生になります。
「うまく行っている」「私は愛されている」という基準なら、それが実現する方向に導かれ、それを証明する人生になるわけです。
苦しいな、もっとちがう方法が良いな、と感じたとき
魂のGPSプログラムが今どうなっているかを再確認して、問題があれば、魂の初期設定にリセットするかプログラムのし直しが必要になります。
それは魂のチャレンジであり、宇宙の祝福
とはいえ、そのとき自分がどんな感情を味わうのかは、自由選択。
そこから、なにか気づきを得たくてチャレンジしているなら
自分自身を祝福して
あたらしい選択をする。
このときに重要なのは、
自分を「失敗者だ」「ダメなやつだ」と深刻に思い込まないことですね。
あらたに選びなおせば良いだけなので。
深刻になって自分を責めてしまうなら、魂のGPS設定がすでにズレているということ。その期間が長いほどリセットしにくくなります。
(その時は、コーチングやカウンセリング、ニューロプログラミングなどがお勧めかもしれません。私自身は、過去の全てを癒すインナーチャイルドのワークをしています)
宇宙はどうやら「愛」の波動でできていて、
感情は「愛」がなくては生まれない。
「愛」は「関係性」を生むための前提。
対象との「関係性」がない時には、人は感動しない(感情が動かない)ということ。
関わりがないものには、感情がうごかない(まず、気づかないですし)
だから喜怒哀楽を感じることは、そこに「愛」があるという証明
になるわけです。
魂が、宇宙の(神様の)無限の愛の中にどっぷり浸かっていたら、
今どこにいるのか分らなくなるから、
冒険のためには、喜怒哀楽GPSで現在地を知る必要がある。
肉体を持っているかぎり、感情センサーがないと困るから、
「喜怒哀楽」が存在してるんですね。
*この記事はあとから追加編集する可能性があります。
(2009/08/19の記事を再編集しています)
今後の掲載記事予定
「アンガーマネジメントを習っても上手くいかない人が最初にやるべきたった一つのこと」
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