【3分で読める教育のリアル】〜子どもが抱える 不安・ジレンマ(受験)〜
みなさんこんにちは!
教育学部に通いながら塾や小中学校で講師をしています。Leonです!
今日も【3分で読める教育のリアル】をお伝えしていきます!
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今年もいよいよ受験のシーズンになりました。
塾は私立受験を控えた生徒や、来年の受験を意識して冬季講習&春季講習を受けに来る一、二年生で溢れています。
生徒だけでなく、塾講師の私も毎日大忙しです…(汗)
ここだけの話、1週間で6校ほど私立高校の過去問を解いて一都二県の公立高校の過去問も(各4年分ほど)解きました…。
という話は置いといて、(置いておきたくないけど)
今日はそんな受験を"子どもの目線"で見ていきたいと思います。
保護者の方、あるいは今年受験生になるお子様をもつ保護者の方は是非一読下さい。
子どもが持つ不安 〜受験〜
ほとんどの中学生にとって高校受験は初めての経験です。
また高校生にとっては中学の時とは全然違う大学受験。
それぞれ不安も物凄く大きいことでしょう…。
しかも自分の能力が数値として出てしまうし、
今の自分の立ち位置もわかってしまいます。
私が塾講師をしていて実際に生徒から言われたのは、
「勉強してるのに全然偏差値が上がらない」
「みんな偏差値50とってるのに自分は40以下だ」
「こんな判定じゃ絶対受からない」
生徒が伸び悩んだり、挫折しかけているのを見てとても胸が苦しくなります。
”受験は頂上の見えない山を登るのと一緒。”
これは私が高校生の時に思ったことです。
途中で上から下山してくる人もいれば、
登る必要のなくなった人もいて、それでも周りは登り続けなさいと言ってくる。
子どもたちにとってはこれがどんなに辛くて重い不安か。
彼らが必要としているのは背後からの励ましなんかじゃなくて、隣を一緒に歩いてくれる親・友人です。
これを読んでくださっている保護者様はぜひお子さんの努力を見守ってあげてください。
子どもが戦うジレンマ 〜志望校〜
生徒が志望校を選ぶ時、最初はみんな目を輝かせて悩みます。
「この学校の制服、可愛い!」
「この学校の◯◯部が強いんだよ!」
「この学校で学びたい!」
中学生はこんな感じ。
高校生ぐらいになると少し現実を見始めます。
「この大学は◯◯社の採用率が高い!」
「この大学は資格対策をしてくれる!」
「この大学だと交換留学に行ける!」
なんなら現実を見過ぎだ子なんか
「この大学のインカレは◯◯大の女子学生が7割を占めるから…」
とか言い出します。おいおいどこから持ってきたんだその情報は(笑)
最初こそ目を輝かせて悩むのですが、
受験が近づくにつれて自分の学力と志望する学校を鑑みて、選び始めるんです。
こうなると妥協する生徒がほとんどで、
いきたい学校は別のところなのに、
現実を見て妥協しようとする。
このジレンマに子どもは苦しみます。
「第一志望はそのままで良いから、そこを目指して最後まで頑張ろう!!」
私はそう生徒に伝えるようにしています。
これを読んでくださっている保護者の方はぜひ一度お子様に志望校や受験について色々聞いてあげてください。
意外と考えていて、そして意外と思い詰めていたりもします。
一番身近な親が応援してくれるだけで子どもはいくらでも頑張れちゃいます。
この記事が、親子の強い繋がりのきっかけになったら嬉しいです。
この記事を書いた人
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
少しでも自分の記事に興味を持っていただけたら幸いです!
自己紹介の記事を添付しておきます。経歴など詳しく書きましたので、
興味を持たれた方や、信憑性に欠けると思われた方はぜひそちらも合わせて読んでみてください!