部活が嫌で塾に行きたくなったわたしへ
中学校三年間ソフトボール部に所属してた。辞めずに所属してた。
やらなきゃ終わらない片付けの時にベースやボールケースが重くて片付けたくないからバットを両手に一本ずつしかもたないとか、試合の時にボールやバット、ヘルメットを持っていくのだけどみんなが順番に重いものも持てばいいのにじゃんけんで勝ったらずっと持たなくていいとか、学年で11人いたから2人組になる時に3人組が出るのに誰かを仲間外れにしてみたり、チーム内で悪口を言ってみたり、相手が嫌がってるあだ名で呼んでみたり、チームプレイのスポーツなのにこんなことをする人たちといることが馬鹿馬鹿しくてくだらないと思っていた。
なんでわたしこんなところにいるんだろうって思ってたし、当時すっごくそうゆう曲がったことが嫌だったのにどうでもよくなって面倒くさくて常にへらへら笑ってた気がする。
辞めたいくらいどうしても部活に行きたくなくて、でも辞めるってわたしには言えなくて、どうしたら部活に行かなくても先生に怒られないか考えた先が塾に行くとことだった。
(それまで塾に行きたいなんて思ったことはなかったんだけど部活に行く時間が少しでも減るなら塾の方がいいって思った。)
部活に行く時間を減らしたかったから、そんな理由でなんとなく塾に行きたいって言ったけど、入塾テストに落ちるくらいおばかで手に負えないって先生に言われ(特に英語が。こんなんでも海外行って現地の仕事が出来る様になってると思うと感慨深いよね。)一緒の塾に行ってたお姉ちゃんに教えてもらえって言われるんだけど、本当にあの時はわたしが言ってることがお姉ちゃんに伝わらなくて本当に大変で。
でも最終的にわからなかったところが単元進んで行ったら自分が言いたかったことが出てきて、そしたらわからなかったところが突然全部わかって、納得して。塾の中でほぼ強制目標だった中二の冬までに英検三級とることも達成出来て本当によかったし、塾に行ってたおかげで高校を選ぶことも出来たと思ってて。
あの時、塾に行くっていう逃げ道見つけられてよかったなあって。
塾に行くことで部活に行く時間が減って、辞めずに済んでソフトボールも嫌いにならなかった。
オリンピックのソフトボール観てやっぱり上野投手かっこいいなあって思ったり、今でも時々キャッチボールしたいなって思う日があるから嫌いになってないと思うんだ。
13歳のわたしへ
逃げてくれてありがとう。
あなたが逃げた道の先にはその後の未来に続く道がちゃんとあるから、安心して逃げて大丈夫。
My rule 5
嫌になるくらいなら逃げたっていい。
そのままそこにいて、そのものやそこにいる自分のことも嫌いになるくらいならその前に、他の道を選んでもいい
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ニュージーランドから日本に帰ってきた後のわたしへ
コーヒー屋さんの面接を受けて話を聞いた感じとか、トレーニングの時のコーヒー屋さんの雰囲気とか、働いているスタッフの感じとか、何かがわたしの思ってるものと違うと思って
もう日本のコーヒー屋さんで働けないって思う時がくるよ。
その後、ちょっと先になるけどコーヒー屋さんで働いて、いい先輩とか可愛い後輩とか素敵なお客さんとか新しい色んな人に出会って楽しい、好きって思えるから安心していいよ。