優勝は三菱重工East！　評価を上げたドラフト候補とは？

お疲れさまですm(_ _)m　LEOと申します。

2024年都市対抗野球は三菱重工Eastの優勝で幕を閉じました。
社会人野球の最高峰の戦いは激アツ展開が多くあり、個人的には大変楽しく観ることが出来ました。
今回は都市対抗野球で評価を上げた選手を5人取り上げていきたいと思います。
少しでもドラフトの参考になれば幸いです。

◇伊原　陵人投手(NTT西日本)

170㎝と小柄な投手ですが、最速148㎞の直球と多彩な変化球を持つ投手です。
平均球速も140㎞中盤と出力もあります。
これまでは技巧派左腕としての評価が高い印象でしたが、今年に入り平均球速が上がったことでドラフト上位候補と呼ばれるようになりました。
都市対抗では準々決勝の西濃運輸戦では5回4失点と振るいはしませんでしたが、大会を通じて投げているボールは決して悪いものではありませんでした。
即戦力左腕としての期待も高く、カテゴリーとしても貴重な投手になるため指名をする球団もあるかと思います。

◇吉田　聖弥投手(西濃運輸)

今年の社会人左腕では「伊原・吉田」の名前を覚えておいて損はないでしょう。
今年高卒4年目の吉田投手ですが、平均球速が上がり成績が跳ね上がりました。
準決勝のJR東日本東北戦で6回途中5失点で降板しましたが、大会を通じて制球力・奪三振率の高さを見せてくれました。
変化球としてはチェンジアップが良いなと改めて思い、プロでも通用する決め球だと感じました。
文句無しドラフト上位候補です。

◇下山　悠介選手(東芝)

東芝から補強選手として三菱重工Eastで都市対抗に出場し、優勝に大きく貢献しました。
大会では2番DHで出場し、1回戦の伏見海陸運送戦では2発の本塁打を放つ活躍を見せました。
2次予選ではなかなか振るわなかった打撃力でしたが、都市対抗では躍動しプロ球団の評価も上がったと考えています。

◇大西　蓮選手(JR東日本東北)

都市対抗準優勝躍進の大きな立役者でしょう。
1回戦のJR西日本戦で2打席連続本塁打を放ち、パンチ力を見せつけました。
直球にめっぽう強く、特に高めにきた直球に対しては振り負けずに叩くことが出来ていました。
元々長打力は申し分なかった選手ですが、今年はミート力もついてきたように感じています。
高卒4年目で若いことも考えると欲しい球団もあるように思えます。

◇中尾　勇介選手(東京ガス)

今年は社会人外野手の名前が少し乏しい印象がありますが、中尾選手はレベルの高い選手だと感じました。
フルスイングで広角に強い打球が打てるのも見処ですが、状況に合わせて打撃を変えることが出来るのも中尾選手の特徴です。
守備力や肩にも定評があるため、三拍子揃った右の外野手として需要があるように思います。

---

確実に1位だろう！
という選手は残念ながら私は見つけることが出来ませんでしたが、ドラフト候補の選手の活躍も多く観れた大会だったように思います。
日本選手権時はすでにドラフト会議は終わっていますが、楽しみな選手も多く居たので楽しみにしています。