好奇心で走るときに『N95マスク』を着けてみたけどやっぱり無理だったハナシ。
どうもこんにちは。
マスクオタクです。
『N95マスクを着けてやってみた』シリーズ第3弾!
今回は走ってみた。
というのも、先日マスク関連のアレコレを見ていて『N95マスクを着けて走った』といった主張を見たためだ。マジか?
これはやるしかない!
マスクオタクとして!
で、タイトルのとおり『無理っしょ』という結果。
◆走ってみた
さて。
『走った』とされる方が使用したマスクについて、私は文脈から 3M・VFlex と推測した。こんなやつ。
以前の記事でオススメとして取り上げたことがあるが、これは世界的に見て最も息がしやすいN95マスクと言っても良いくらいのものだ。
着けて走るならベストチョイスかもしれない。
◇◇◇
しかし、このマスクには以下のような問題点がある。
ノーズフォームが無い
着圧調整が出来ない。
見た目が怪しい。
見た目はともかく、それが何を意味するのか?
低い漏れ率で着用出来ているのか疑わしい、ということだ。
そのため、『N95マスクを着けて走った』という主張を見たとき私は『走ったって言っても、どうせ隙間ガバガバだったんじゃねーの』って思った。
◇◇◇
で、私は VFlex を持っているので、実際に着けて走ってみたところ、
割と走れた。
マジでマジだった。
といっても、100mくらいダラダラと走った結果『やってられるかよ!』って感じではあったが。なお、隙間が開いた状態だったかは正直わからん。開いている感覚は無かった。
心肺機能が強靭な人はもっとイケるかもしれない。
走れるか走れないかで言ったら走れないこともない。
とはいえ、一般論で言うなら『N95マスクを着けて走れる』はどうかと思う。
VFlex はチート級とは言わずとも、かなり良い部類のマスクなのだ。
平均的なN95で考えたらおそらく走るのはかなりしんどいだろう。
◆おわりに
ということで、『N95マスク』という概念を前提とした場合、私の結論として『走るのは無理っしょ』である。
とはいえ、『N95マスクは1日着けるなんて無理』という主張も多く見られる。それへの反論として『走れる』という主張は心情としてわからんでもない。
しかしやはりマスクを着けて走ったりしないほうがいいし、反論としてはちょっとズレているように思う。
私なら『論文により明らかになっているN95マスク着用時の健康被害は使うマスクによりピンキリである。VFlex のような良いマスクならリスクは低いだろう。おそらく。』といったところだ。
マスクはTPOで有効活用したいものである。
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