最近ようやくコロナの第7波が落ち着きつつあります。
とはいえ、場所によっては既に上昇傾向となっているようで、一体何が起きているのやら。(新しいやつにBA.5の免疫はあまり効かないっぽい情報は見ていますが。)
さて。
多くの人にとって『コロナはただの風邪』に近いものになっているかと思いますが、個人的にはまだそう思っていません。
最近発表された論文によるとアカゲザルを用いた実験でウイルスが脳に『直接的に』感染することが確認されました。
今回はそのような論文のレビュー記事をご紹介します。
◆記事紹介
MedicalXpressに掲載された記事の一部を引用します。
◆所感
新型コロナの中枢神経系への影響は一般的にあまり注目されていないですが、長期的な大きなリスクと成り得るものです。
記事中では鼻から脳へ到達することを指摘しています。
これは、コロナの重症度には関係無く、不顕性感染でもそのような影響が出る可能性があることを示唆していると思います。
(重症のほうが後遺症の率は高いとはされていますが。)
また、『感染した成人の加齢に伴い、神経変性疾患が急増する可能性』とありますが、これはヨーロッパ等で懸念となっている『超過死亡の異常な増加』のひとつの要因ではないかと個人的には推測します。
◆おわりに
脳へのコロナの影響を認識するのは難しく、それが中・長期的なものであると考えると対策も困難です。
私は海外のコロナコミュニティを見ることがありますが、そこでは『コロナ後遺症により人生が壊滅的になった』と言う人を多数見ます。
倦怠感で働けず、原因不明とされ、治療も出来ず、認知機能が戻らない。
もしこれに解決策がなく、累積していくものであるなら、これこそが『新型コロナウイルスの本質的な脅威』であると言えるかもしれません。
引き続き専門家の方に期待したいですね!
そして私はマスクを着用しローズマリーを摂取します!