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真犯人フラグ 4話 考察

家族失踪(監禁?)真犯人は二宮瑞穂(芳根京子)

冷凍遺体は二宮瑞穂の弟

瑞穂は真帆(宮沢りえ)にその真犯人フラグを立てて白状させようとしている。

瑞穂は凌介のことは好きで助けたい。

真犯人が凌介を憎んでいるのはミスリード。

この線で考察を書きました。

✨✨✨✨✨

炊飯器失踪事件(家族の失踪)で疑惑の夫として世間から見られる凌介(西島秀俊)

凌介の勤める亀田運輸に抗議の電話が鳴り止まず、会社として潔白を釈明する会見にのぞんだが、会見中、凌介の不倫写真(仕組まれた嘘)や、子供の冷凍遺体が会社に送られたことが拡散され、ますます疑惑の渦中となる。


凌介が会見で成功できるよう、つきっきりで練習させる二宮瑞穂(芳根京子)

私は2話の考察で、二宮瑞穂が真犯人と書きました。

果たして真犯人とは何をした人物なのか?

現段階で起こったことは、凌介の家族が失踪したことと、5年以上前に亡くなった子供の冷凍遺体が、凌介と二宮瑞穂の残業していた職場に送られたことです。

子供の遺体は視聴者を驚かせるだけの目的ならマネキンで良いはずで、遺体が本物だったことがこのドラマの中心となっていくと思います。

私は4話まで見て、このドラマにはミスリードがあるんじゃないかと思いました。

3話で刑事が「犯人は凌介に憎しみがある人物」と言い、ラストシーンで誰かが凌介の遺影を飾って葬式ごっこをしていたことから、そう視聴者に思わせています。
凌介が世間から悪者扱いされて追い込まれていく様子からも、そう思わされます。

けれど凌介の家族を監禁?している人物(真犯人)は、凌介のことは嫌いじゃないのでは?と思ったのです。

つまり真犯人の意図と、凌介を追い込んていく流れは別のもので、凌介に悪意のある別の人が事件に乗っかってやっていることで、真犯人は凌介を守ろうとしていると思います。

まどろっこしいので、はっきり言うと、真犯人は二宮瑞穂で、凌介を陥れる気持ちはなく好意を持っていると思っています。


二宮瑞穂は凌介のことをよく知っています。

悩みを持った部下にナスの味噌汁をあげたことも知っていて、そんなエピソードを微笑ましく語ります。

「役に立つようで立たないっていうか、結局は自虐ネタだったしね、味噌汁頼みっていう」
と思い出し笑いしながら詳細に語る二宮瑞穂。
部下から又聞きした程度なら、思い出し笑いまでしません。
立ち聞きしたか、給湯室に仕掛けた盗聴によるものだと思います。

なぜそこまで二宮瑞穂は20歳も年上のおっさんである凌介に興味を持ったのか?

それは二宮瑞穂の過去に理由がありそうです。


凌介は二宮瑞穂に「どうしたらそんなに折れないでいられるの?」と聞きます。

瑞穂は真顔で
「負けたくないんだと思います。他人の悪意に。だから課長も負けないでください」
と答えます。

瑞穂は負けそうになるほどの他人の悪意に出会った過去があるんだと思います。

✨✨✨✨✨

思い切った考察をします。

子供の冷凍遺体は二宮瑞穂の弟と予想します。

遺体の様子からひき逃げの隠ぺいです。

瑞穂は相良家を疑い、凌介は犯人じゃないと確信し、妻の真帆(宮沢りえ)を疑って、真帆に真犯人フラグを立てて事件を起こしていると思います。

子供の冷凍遺体は5年以上前のもの。
28歳の二宮瑞穂は大学生位。関西出身です。

凌介はナスの味噌汁のシーンで部下に「僕も異動してすぐにオペレーター研修したんだけど」と言いました。
亀田運輸→亀やん急便なので、本社は関西だと思います。

凌介の妻の真帆は大学時代マドンナだった人でモテるので、夫の同僚の誰かとドライブデートをし、子供を事故でひき殺してしまい、とっさにクール宅急便のある亀田運輸に隠したとします。

二宮瑞穂は小学生の弟が消えた謎を知りたくて、地元で幅をきかせている亀田運輸のドラレコを調べたくて就職にこぎつけ、調べるうち、ある程度の真相に近づいたんではないか?

真帆に罪を白状させるために真帆たちを監禁しました。
共犯は2話の考察で書いた通り住宅メーカーの林かもしれません。
林なら相良家と親しいし、林が会社に来た時、二宮瑞穂は林を見ようとせず不自然な感じがしました。

二宮瑞穂は頭が良くて人心術に長けているので、人をうまく動かしていると思います。

凌介に好意を持っている菱田ママ(桜井ユキ)なども動かしているかもしれません。
正体を明かさず、何かの方法で連絡して操ることは可能です。

一方で二宮瑞穂は凌介が疑われないようにするため、動いていると思います。

失踪事件の夜、本木はるか(生駒里奈)に人間違いを装って凌介とのツーショット写真を撮らせたのも瑞穂かもしれません。



これは後々、凌介のアリバイを保証するためでしょうが、二宮瑞穂の意図とは別に拡散されてしまったのだと思います。

例えば瑞穂のことをストーカーのような目線で見ているドライバーの望月23才が、瑞穂のスマホのパスワードを知っていて、密かに画像を手に入れた可能性もあります。
嫉妬心から凌介を陥れるために、画像を拡散した可能性も。

それから女が住宅メーカーの林に電話して、凌介の娘のひかりのローファーを建設予定の土地に投げ入れます。
この時も凌介には会社にいたアリバイがあり、わざとアリバイがある時に犯人の行動を演出します。

篤斗のサッカーボールを蹴り入れたのも林かもしれませんが、それにより凌介は犯人ではなく被害者だという印象になります。

二宮瑞穂は真帆に白状させようとする一方で、凌介のことは助けているんだと思います。


「やることがさ、ことごとく裏目っちゃってるんだよね。週刊誌とか、飲んでる写真とか、保険のこととかさ。」
二宮瑞穂は凌介のことをそう言います。

このへんの凌介を陥れる工作は、単純に事件に乗っかって凌介に嫉妬している男たち(バーの日野や友達の編集長や、ドライバーの望月などの誰か)がしていることで、真犯人である二宮瑞穂の考えではないと思います。


二宮瑞穂は凌介のことを「人を殺すような人じゃない」と言います。

二宮瑞穂の中では今回の事件の主は、家族の失踪ではなく、子供の冷凍遺体なんだと思います。
他に死者は出ていないので。

そして前回、クレーマーのバタコさんから送られてきた願いの叶う土の処理をしながら、二宮瑞穂は望月に何を願うか聞かれ「世界平和」なんて答えます。
「まずはここの平和じゃないですか?」と望月に言われ、二宮瑞穂は取ってつけたように「課長のご家族が無事に戻ってきますように」なんて言います。
そんな瑞穂を望月は(白々しいな)と言った感じで笑って見つめるのです。

もし仮に望月が瑞穂のことを好きでストーカーで、こっそりスマホを見ていたとしたら、望月はいろんなことを知っていると思います。


子供の冷凍遺体が二宮瑞穂の弟だとしたら、なぜ残業中の凌介に送ったのか?

凌介にあなたの奥さんがしたことだと突きつけたかったのと、その表情を見て凌介が子供のひき逃げに関わっていないことを確認したかったのと、子供の遺体があると知っていて隠ぺいしたかもしれない亀田運輸への反撃なのかなと思います。

そして疑いの夫と言われる凌介に送ることで、弟の遺体の検死をきちんと警察に調べさせることができると考えたと思います。


4話の印象的なエピソードは、団地のママ友の菱田ママの暴走ですね。

菱田ママは凌介に執着して恐らく盗聴などしているんでしょう。

帰宅していることを確信してドアをガンガン叩いたのも不自然でした。
息子のキヨくんが押入れを見て腰を抜かしていましたが、何か衝撃的なものを隠しているはずです。 


菱田ママは狂気的な存在で何かやらかしているんでしょうが、本筋の真犯人ではないと思います。

真帆から作り方を聞いたというがめ煮を作り、人参としいたけがたくさんあることに疑問を持つ凌介に「好きなんですよね? 真帆さんから聞きました」と言います。

回想シーンを見る限りでは、凌介は人参やしいたけが好きなんではなく、子供たちの苦手な物を食べてあげたんだと思います。

真帆の目からは、凌介が人参やしいたけを好きで子供のぶんまで食べてしまった!と見えたんでしょう。
そこからも凌介の本当の気持ちをわかっていない真帆の人物像が見えてきます。

48歳からローンを組んで家を建てようとするのも、工事を中断させたくないと強く言う凌介の希望で、自宅で本を読みたかったんだと思います。
真帆は心から喜んでいたかどうかわかりません。

娘のひかりはサッカーボールを林に強くぶつけられるほどシュートがうまく、弟の篤斗はサッカーのエースで二人ともスポーツ万能。 
小説が好きな凌介の子供ではなく、他の男の人の子供かもしれません。 

真帆を悪女と考えると、二宮瑞穂が真犯人だけど凌介を恨んているのではないという考察が成立します。


嫌いなしいたけをハンバーグにねじ込んで食べさせて拍手した女を殺してやりたいという阿久津刑事のエピソードの中の女が、なんとなく真帆のイメージと重なります。

真帆が阿久津刑事の過去の恋人かどうかはともかく、何としても食べさせたい、自分の思い通りにしたい女の考え方が、真帆と似ているとしたら、子供のぶんまでしいたけを食べた凌介は、真帆にとって迷惑な存在だったと思います。


さて失踪した娘のひかりですが、2話の考察では死んでしまったのかもしれないと書きました。

凌介がひかりと似た女子高生を間違えて声かけた時、悲哀に満ちた音楽が流れ、家族とは別の方向へ階段を登っていく女子高生が描かれたからです。

けれど、もしかしたらあのシーンが示したことはひかりの死ではなく、全てを知ったひかりによる家族との別れなのかもしれません。

真帆が子供をひき逃げしたことを知り、二宮瑞穂に同調して、協力して動いている可能性もあると思います。
恋人の橘一星(佐野勇斗)には内緒なんでしょうか?
 


5話のあらすじによると、凌介はドラレコに写った家族の写真に違和感を持つそうです。


母親なのに子供に道路側を歩かせています。

真帆らしき女性は白い靴下をはいているので、ドラレコでこの画像を見つけた二宮瑞穂ではないかと2話の考察に書きました。

二宮瑞穂は2話の屋上で白い靴下にパンプスをはいています。

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まとめると、

真犯人は二宮瑞穂(芳根京子)

凌介(西島秀俊)のことは好きで助けたいと思っている。

真犯人が凌介を憎んでいるというのはミスリード。

子供の冷凍遺体は二宮瑞穂の弟。

二宮瑞穂は弟をひき逃げした真犯人フラグを真帆(宮沢りえ)に立てて、監禁して白状させようとしている。


1話から感想 考察を書いています。

次回も楽しみに見て書きたいと思います。

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