見出し画像

釣り歴10ヶ月の私が1日16匹釣れるようになるまでの話

離島に住む、レモンソルターです。

私が最近ハマっているのは釣り!!
島なので当然「海釣り」です。
子どもはまだ2歳(しかも双子)なので、夫が面倒を見てくれる時に限りますが、夜釣りに出かけます。

初めは釣りワードもちんぷんかんぷん(今もそう)
まず道具をそろえるところから、
そして釣竿の持ち方から勉強。
0から始めた私が、釣れるようになるまでのお話をしたいと思います。

1.釣りをしようと思ったきっかけ

島に住んだらやりたいことNo.1が、釣りでした。

私は魚を食べることが好きです。
こんなにたくさんの海に囲まれているのに釣らないなんていう選択肢はない!と思っています。
しかも鮮度でいえば、どこにもない新鮮な魚が手に入るのですから魅力的です。

ただ「釣りは向き不向きがある」ということを聞いたことがあったので、私が性に合うのかはわかりませんでした。

とある秋のこと。

島では「モイカ(アオリイカ)」の釣りの解禁日が迫っていました。
9月の敬老の日が解禁日なのだそうです。

モイカは小ぶりだけど、身は甘くて肝も美味しい。
捌くのも簡単で大人気です。

最初の頃のモイカは特に、
何も知らずにアタックしてくるので釣りやすいと言われています。

「これは釣りたい!」

一念発起して釣りに詳しい友人に頼み、
釣具屋さんへ同行してもらい道具をそろえました。

ここから釣りワールドのはじまりはじまり。

2.最初のイカの釣果

まず、釣果をチョウカと読むことすら知りませんでした。
ど素人です。

「イカはバカ釣れする」

との言葉を真に受け、冬を越せるように小型の冷凍庫を買いました。

ここには山のようにモイカが入る予定!

ところが、最初の頃はまぐれでモイカ1杯釣れるか釣れないか。
しかも小さい!

釣りのしかけはエビの形をした「エギ」を使います。
釣り方は、エギを底に沈めてチョイチョイと上に引っかけるようなアクションをとり、エビの動きを真似します。

モイカ=藻イカ

藻のあるところにいるので、そのあたりを狙うのですが、イカを釣る以前に藻に絡まる!
イカを釣るよりもエギをなくす方が圧倒的に多く、イカのシーズンを終えました。

虚しい。

3.その後のアジ釣りで目覚める

アタリ(食いつく瞬間)をあまり経験できず、イカ釣りの後半は少しめげていました。

(バカ釣れせんやん!)

そんなある日、海面に魚がわいていた日がありました。
釣り友のアドバイスのとおり、急遽アジ釣りにしかけを変更しました。

簡単なもので、針と擬似餌のワームをつけただけ。

この日はアジとサバが数匹、釣れました!

「釣れるって楽しい!」

ここから釣りにハマったような気がします。

一人で練習に出かけ、アジ、メバル、ホゴ(カサゴ)を一度に数匹釣れるようになってきました。
ある日はタイが釣れてしまいました!
さすが瀬戸内海。

アタリがようやくわかってきた頃です。

3.冬季中断

釣りには釣れる時間帯、時合い(じあい)というものがあります。

主に朝まづめ(明け方)・夕まづめ(日没頃)です。

冬になると、どうもこの時間帯が...寒い!

堤防は吹き抜けるので海風が痛いほど冷たいのです。
そんな寒い思いをしてまで釣りたいとは思わず、冬の間は敬遠していました。

これは今後もそうなるような気がしています。

4.釣りの再開はアナゴ

釣りのことをしばらく忘れていた頃。

5月中頃になって釣りの友人がアナゴ釣りに誘ってくれました。

「釣れるならやってみたい」

しかけは少し大きめの針、オモリ(ガン玉)を針から5センチぐらいのところにつけるだけ。

エサは釣れたアジを使いました。
青魚が好きなのだそうです。

釣り方は簡単。

エサをつけて投げる。
竿先に鈴をつけて放っておいて、鳴ったらゆっくり引いて探る。
食っているとわかれば、即引き上げ!

釣れた!

初めてのアナゴが60センチぐらいでした。
よく引き上げられたなと思います。
食いつきがよかったのですね。

この後、連続して釣れ、大中小の3匹を釣りました!

やっぱり釣れると嬉しいですね!

アナゴは捌くのが大変ですが、新鮮なアナゴは皮に臭みがまったくありません。

やってみたかったアナゴの刺身は超絶品でした。
薄造りにはせず(できない)ぶつ切りでいただきます。

しばらくアナゴ釣りにハマっていましたが、同じスポットでは釣れなくなってきてボウズ(釣れないこと)も多いのでアナゴ釣りはお休み中。
夏の間は釣れるはずなので、またタイミング見てやってみたいです。

5.師匠のレッスン

島には釣りのベテランがたくさんいます。

私が釣りを一生懸命やっている姿を遠巻きに見てくださっていたベテランのTさん。

Tさんからは釣れたお魚を大量にいただくこともあり、

「すごいなー」
「こんな風に釣りたい」

と羨んでいました。
そのことをずっと気にかけていてくださいました。

ある日、Tさんが仕掛けをくださいました。

これ。

一応説明を聞いて、なんとなくわかってはいましたが、作ることまで手が回らずなんとなくそのままに。

そうしたら今度は仕掛けを作って、セットするだけで釣れる状態にして持ってきてくださったのです!

(こんなズボラな私にここまでしてくださって有難い!)

これはやるぞとスイッチが入り、翌日師匠のいる釣り場を訪れました。

・仕掛けのつけ方
・釣竿の持ち方
・キャスティング(投げ方)

を丁寧に教えていただきました。
知らなかったことがいっぱい!

師匠の隣でひたすら投げる練習。
そして合わせる(針に当たったら外れないように引っかけること)という感覚もだんだんわかるように。

その日は数匹、メバルが釣れました。

6.再び一人で練習へ

この日は確信がありました。

「前より釣れる」

夏至も近い頃。
この日は大潮・新月、満潮は23時頃。
日没は20時頃でした。
この頃から投げ始めました。

21時を過ぎた頃、急に海がわき始める。
海面にいっぱい魚が飛び始めてビックリ!
活性が始まったのです。

恐らく魚はメバル。

これを逃すまいと必死に投げました。
投げれば釣れる「入れ食い」フィーバー!
ひたすらメバルが釣れました。

22時頃、まだ海面がわいています。
アジがかかり始めました。
ここからはアジフィーバー!

ようやく念願のアジが釣れました。
本当に嬉しいです。

師匠に感謝!

この日は16匹のメバルとアジを釣りました。
10ヶ月の釣り人生でいちばんたくさん釣れた日です。

※写真は別の魚の白子が混じっています

7.10ヶ月間で気づいたこと

まだまだ課題山積ですが、
どんなことでも「基礎は大事」ということです。

はじめはなんとなくできる。

でも本腰を入れたいときに基礎がないと踏ん張れないのです。

上手な人の真似をすること、道具を見ること。

楽器とまったく同じだなと思います。
noteを書くこともそうなんでしょうね。
(これはまだまだです。)

YouTubeやネットで調べるのもいいですが、

実際にやっている人の隣に行くこと!

これが上達の秘訣かもしれません。

8.魚のおいしい食べ方・三選

1.刺身

新鮮なら、大概おいしいです。
捌く手間さえ惜しまなければ!

2.焼き魚

これは間違いないです。
メバルも塩焼きがこんなに美味しいなんて、島に来てから知りました。
我が家では当然のように塩レモン焼きです。

塩レモンを塗って30分ほど置いてから焼くだけです。
白身も青魚も美味しくなります!

3.カルパッチョ

切り身に塩(塩レモン)を塗っておきます。
少し水分が出た頃に、レモンとオリーブオイルをかけるだけ!

刺身よりも身が柔らかくなります。

塩レモン×生レモン

私オススメの最強コンビです!
ぜひ試してみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
これからも釣りを楽しんでいきます。
応援よろしくお願いします!

おまけ・塩レモンオンラインショップ

2年熟成の塩レモンです。
使いやすいようにペースト状になっています。
普通の塩より丸みのある塩分。
どんなお料理にも合うと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

レモンソルター(離島に住む双子の母)
いただいたサポートは島の音楽教育支援に使わせていただきます。