服装 で 「この人好き」と 思うことに関して
見た目で選ぶのは、それは真っ当な恋愛ではないという。
中身を見て、選ぼうってことか。
もしもそれが、相手の顔のパーツであったり、体型のみを指して言っているのならまあ、そうかなとも思うけれど……
・私がファッションも中身のひとつと思うわけ
なぜなら、人が身につけるファッションというのは、少なからずその服を纏う人の考えや哲学が反映されると思うからだ。
こうやって書いてみると、ありきたりなこと言ってんなー、って思うんだけど笑
少なくとも、自分はそうだと思う。
少し真面目な店とかに行くときは、真面目な奴に見られてなめられたくないから、黒のパーカーにミニスカかスキニー、厚底を履いて行く。メイクも涙袋をゴリゴリに書いて濃いめの口紅を塗る。
自他ともに認める「根が真面目な奴」なので、そのくらいしか反抗を示す手段がないのだ、たぶん。情けない話ではあるのかもしれないが…
また、私はできるだけ友人と遊びに行ったりするときは、服にテーマを持たせたいなどと思ってしまう。
それに自分のファッションセンスが追い付いているかは別として、なんとなく流行ってるから着ただけというのが嫌なのだ。
そう、ここ!!!
私はたぶん「なんとなく流行ってるからこの服を着た」というのが嫌なのだ。キツイ言い方をすれば軽蔑しているに等しい。
本当は服なんて、 そんなマウントを取るために着るものではないのだということぐらいわかっている。
こうやって考えている内は、服を着る資格なんてないんじゃないか(実際はそんなことできないが)、他人への嫌悪を根にファッションに走っているだけではないかなどと考えてしまう。
だからかもしれないが、街で尖っていたり、個性的なファッションの人を見かけると「おおっ!」と思うし、すごく嬉しくなる。
たぶん「その服を着るときにどう考えましたか?」と聞いたら、答えてくれる人だと私は認知しているからなのだろう。
街で見かけたそのような人に対して、私が足を止めてしまうのは、何か確固とした考えをもとにファッションを組み立てているか、私が自分のなかでもやもやしているファッションへの考えを同じように持っているかのどちらかだと認知しているからなのだと思う。
まあ、単にこういう自分の考えが根底にあるからか、ヴィジュアル系が好きというのも、尖っているor個性的ファッションの人に目を向けてしまうというのはあるかもしれないけれども。
ごちゃごちゃしてしまいましたが…
まとめると結局、自分の思想があって、その上でファッションや服装、メイクを選んでいる人に惹かれたのであれば、それは内面を重視したと言えるのではないかという話です。
まあ、その纏ったものがなくなった瞬間に「え、ムリ」ってなったらどうなの、とか思わなくもないのですが…
相手に対しての興味や愛しさが、あくまで思想のみに向けられてた、そこまでだったってことなのかな、難しいですね。
ではでは
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!