「人間失格~太宰治と3人の女たち~」所感
蜷川実花監督の「人間失格」
1年くらい前に公開されたのだったかな?
私は劇場に足を運びました。
ただ、Amazonプライムのレビューを見る限り、この作品は好きって人と、そうでもなかったって人でけっこう評価が割れてるみたいで。
私の周りにも、「DVD出たら絶対買う!」って言ってる子もいたし、「あー…なんかふみちゃん頑張ってたかな…」とか言ってる子もいました。
かくいう私も、実は「何が言いたいのかいまいちよくわからなかった」というのが正直な感想です。
映像が綺麗だなぁとは思ったけどね。
その原因として、
太宰という「心情を表現するのが上手い人」をモデルにした作品を
「画面の魅せ方を得意とする方」が作ったことで、なんとなく、微妙な印象になってしまった、ということがあるのではないかと思うのです。
私個人としましては、太宰の作品のなかでは断トツで「駆け込み訴え」が好きでして。
まあタイトルが「人間失格」だし、それは扱わないだろうってのは想定してますが
それでも、あの太宰のあの人間失格っていうタイトルなんだから「ものすごく巧みに心情表現をするのだろう」とその辺を期待していた部分はあります。
だから、余計に肩透かしを食らった感じになったのかもしれません。
観賞された皆さんは、どう思われましたか?
ではでは
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!