勇気を出して海外に飛び出してよかった
慣れ親しんだ場所を離れて新しい世界に飛び込むのってすごく勇気がいりますよね。
これから海外へ出発する人、もしくは今海外に住んでいて何か悩んでいる人へ。1年前に大好きな日本を離れる直前の自分を思い出しながらこのnoteを書いています。
私は「20代のうちにまたヨーロッパで暮らしたい!」と思ってから実際に出国するまで数年かかりました。思い立った時にちょうどコロナが始まって国境を自由に越えられない時期が続き、コロナ禍が収束したらすぐにでも海外移住を実現しようと考えていました。
新卒から入った会社を退職し、VISAの準備から出国前の役所での手続き、東京の家を解約して九州の実家に戻り、、当時は全てが矢継ぎ早に過ぎていきましたが、1つ1つ出国前のタスクを改めて列挙してみると、よく思い切って決断できたなと思います。
そして、いざ出発するとき。自分で選んだ道なのに現実として近づいてくると「やっぱり今のままでも良いかもしれない」と足がすくんでしまいそうになりました。
でもそれはきっと何か面白くて素敵なことが始まる合図でもあると思い、不安を抱えながらも自分の決めた道を自分で正解にしようと心に決めていました。多少のリスクを冒して新しいことを始めると大変なこともありますが、良いことや人生の学びになるような出来事にも沢山出会えます。失敗や間違いを恐れてやりたいことや新しいことに挑戦しないのはもったいないと自分を鼓舞していました。
私が初めて海外に行ったのは高校2年生。理由は忘れたのですが(多分ハリーポッター笑)、「イギリスに行きたい!」という想いだけが先行して突っ走って。いざ出国し現地の語学学校に入学したときは今すぐ日本に帰りたいと本気で思ったことを覚えています。私の性格上の問題もあるかもしれませんが、日本語が使えない状況で初対面の人とどうやってコミュニケーションを取れば良いか分からず不安でいっぱいでした。でもそこから幸いなことに友達も出来、英語が好きになり、もっと違う価値観やバックグラウンドの人とコミュニケーションを取りたいと思うようになり帰国後も英語を学び、10年後はこうしてヨーロッパに住んでいます。あの当時、17歳の高校生だった私の”海外に行ってみたい"という『want』の気持ちに勇気を持って従っていなければ、今の私はいなかったと思います。(そしてそれを最大限サポートして応援してくれた両親に大感謝。)
"海外"に関係なく新しいことを始めるのは勇気がいりますよね。やりたいことがあるだけでとても素敵です。そして本当にやりたいことはなるべく早く始めた方が良いと私は考えます。陳腐な言葉かもしれませんが時間は有限です。
例えばもし海外に行って現地で色々なことを経験して、、、その経験を活かすことが出来る残りの「未来の時間」も当たり前ですがどんどん短くなります。
今まで書いていた内容とかなり矛盾しそうですが、
最終的に「行動するのは今のタイミングではない」とか「海外には行かずに違う選択肢を取る」としても、それはそれで良いと思います。一番大切なのは自分自身で”決断”したかどうかだと思うからです。
もし海外に行きたいけど最後の一歩を踏み出す勇気がないと迷われている方や既に海外に飛び出して不安になっている方がいたら、悲しいことも嬉しいことも大変なことも恥ずかしい経験も全て人生の糧になりますよ!と伝えたいです。これは自分自身へのリマインドも含めて。
数週間の留学とか、仕事で行くとか駐在帯同とか、1人旅かもしれないし、誰かに会いに行く人もいると思います。
人それぞれ様々な理由があるし、それを他人と比べて落ち込む必要はないです。コンフォートゾーンを抜け出して異国の地で生きている、日本を飛び出して海外で挑戦する!生活する!と自分で決めて一歩を踏み出すことは素晴らしいことです!と声を大にして言いたいです。
1つでも何か勇気が出るような言葉を見つけてもらえたらなら、とても嬉しいです。
Instagramでたまたま見つけたメッセージにとてもとても共感して、雑ですが急いでこのnoteを書きました。英語ですがそのスクリプトも下記に載せます。
あともう1つ。最近、Netflixで配信されている「2つの人生が教えてくれること」という映画を見ました。
大学卒業時に妊娠をして「これまで描いていた将来のプランを諦め子供を産む世界線」と「妊娠せずに夢を叶える道に進む世界線」の2通りの人生を並行して描く作品。
人生は選択の連続。どんな選択をしたとしても、自分自身で正解にしていく、自分自身で決断して切り開いていくことが大切なんだと改めて感じた作品でした。おすすめです!
▼2つの人生が教えてくれること(原題)Look both ways|Netflix
▼フランスに到着した時の気持ちを綴ったnoteはこちら