大阪② : 中之島でディズニー音楽を | 旅行記
日曜、大阪旅行2日目。
朝からどんよりとした曇りで、今日は雨の予報。傘を持って中之島へ向かいます。
目的地であるフェスティバルホールのすぐ近く、ピッツェリア&バー マーノエマーノ 中之島店へ。
天気が良ければテラス席が素敵だそうですが、雨のため断念。前職の先輩(夫の同期)が結婚して移り住んでいると聞いていたので、お誘いして夫と3人でランチをしました。チーズたっぷりのイタリアン美味しい!
27歳〜30歳の新婚3人で話すと、結婚式は?指輪は?親戚付き合いは?という話であっという間に2時間が過ぎてしまい…そういう年だなぁと遠い目になりますね…!泣
とはいえ、滅多に会えない遠い距離の人を気軽に誘えるのも、旅行のよいところ。久々の先輩と話せて楽しかった!
さて、今日のメインイベントは。
ディズニーオンクラシックとは。
今年は、全51公演・32都市にて開催しているとのこと。NYのブロードウェイで活躍している8名が英語で歌い上げるので、子どもも見かけますがやや大人向けかも。
ディズニーランドにほぼ行ったことがなく、ディズニー映画・アニメもほとんど見たことがない。そんな私が毎年欠かさずこのオンクラを見に行くのは、団員に友人がいるから…だったのですが、いまはシンプルにオケとヴォーカリストの素晴らしさ、演目構成の面白さから絶対に毎年行きたいイベントとなりました。
今日の会場は、大阪・中之島のフェスティバルホール。初めて訪れました。入口すぐの有名な赤い絨毯の階段を上り、ホールへ。1階席の前方、中央に進みます。初めての1階席嬉しい!
今日は今年10公演のみのダーク&ミステリアススペシャルということで、ハロウィンの空気を楽しめるかな?と期待。公開収録日でもあります。
第1部は、『ディズニー100:ディズニーが育んだ物語』ということで。
蒸気船ウィリー、白雪姫、ピノキオ、シンデレラ、ピーターパン、眠れる森の美女、メリーポピンズ、リトル・マーメイド、ライオン・キング、アナと雪の女王、ミラベルと魔法だらけの家、花と木、トイ・ストーリーをメドレーで。
ナビゲーターは、恒例の佐々木フランチェスコさん。いつもは曲の紹介の後はさっとはけてしまうのですが、今回はなんと指揮者の前、ステージの真ん中に。ディズニー100年の歴史を、映像作品とクリエイター、そして音楽について佐々木さんが説明を交えながら進むメドレーでした。
作品をあまり知らない自分にとって、これはすごく有難かった…!なんのために作られた曲で、誰がなにを目指していて、この曲のときには戦争があって。時代や制作背景と作品がリンクしていくと、ただの映像ではなくなっていきますね。
そして、お待ちかねのダーク&ミステリアス。
こちらはスペシャルステージで、個性豊かな悪役(ヴィランズ)にフォーカスしたもの。
みな、マントや仮面でヴィランに仮装してパフォーマンス。格好いい〜!途中で客席にヴォーカリストが下りてきて、すぐそこでなにかをこちらに撒いてきます。キャッチするとそれは折られた小さなサイリウム!!!曲に合わせて振りながら、会場とステージが一体となりました。通路側の人はハイタッチできることもあり、1階席のメリットだな〜と。コロナ前の演出に戻りつつあり、嬉しい限りです。
たくさん楽しんで、休憩。私はホールのホワイエが大好きで、必ず行ってしまいます。ここも、コロナ禍では閉まっていることが多かったので見かけると本当に嬉しい…。
さて、第2部。
毎年、後半はアニメーション映画がひとつ、1時間ほどにまとめて公演されます。今日は、『美女と野獣』です!
スクリーンには画像や映像が流れ、オケに合わせてステージ上で実際にヴォーカリストが歌い、話すもの。字幕、映像、オケ、ヴォーカリストどこを見てもなにかを見落とす気がして、ついつい視線がさ迷ってしまいます。
素晴らしかったです…!
ベル役のキャストさんの可愛らしさ、洗練された歌声。衣装チェンジも声を上げてしまいました。野獣役はキャストさん自体が格好良すぎるので初手から王子感キラキラでした。ガストン役の力強さ、ポット役の温かさ…さすがブロードウェイで活躍されている方々、声量も表現も演技も魅入ってしまいました。
少し自分語りを。
私がディズニーに疎い理由として、幼少期から親が否定的だったため避けて通ってきたという背景があります。実際、「子ども向けでしょ」「原作改変が納得いかない」「ご都合主義のハッピーエンドばかり」と思っていた部分も多く。でも、初めてこちらでステージを拝見した2020年、価値観が変わりました。
コロナ禍で海外からキャストを呼べず、全員での歌唱もダンスもできず。それまでとまったく違うステージを模索することになったのであろう年、「今は苦しいけれど耐えよう」と言い合っていたあたり。ナビゲーターの佐々木さんは「この特別なときに」という言葉を使い、皆を励ましたことを覚えています。思い返せばマイナスの言葉をまったく聞かなかったと気づいたときに、ああ、これがディズニーの理念なのかと思いました。
「希望を持って」「夢は必ず叶う」
私が綺麗事だなあと半笑いしていたものは、きっと「綺麗事だとしても、大人も子どもも皆でそう信じること」を全力で大切にするためのものなのだと。綺麗事だけでは辛いこの世界で、それでもそんな美しい世界を目指し続けることに意味があるのだと。そう思ってから、ディズニーの作品やその言葉たちがそんなり入るようになりました。
今年も大満足でした。来年も行きます、絶対。
耳と目が満足したところで、良い時間のためお腹も。今日はこちら。
訪れたのは、ほおずきさん。北堀江ってお洒落なお店が多いですね!
藁焼きを始めとする土佐の名物を楽しむことができる、このお店。掘りごたつでリラックスして、豊富なお酒とともに。
たくさんの薬味とともに塩でいただく鰹の藁焼きは、香ばしい表面に閉じ込められた旨みで口の中が幸せです。馬刺も柔らかく、ほかのお料理もすべて美味しかった!日本酒にぴったりでした🍶
器も凝っていて、信楽焼なのだそう。店員さんも温かく、また是非行きたいお店になりました。
明日で大阪旅行は終了。残りも楽しみます!
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