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【職場の教養】2023年10月27日 本気の言葉

 飲食店を経営しているTさんに、加盟している業界団体の代表を務めるMさんから電話がありました。業界団体の次期代表にTさんが就任してほしいという打診で、後日Tさんの会社にMさんが来ることになったのです。
 時期代表の打診はTさんにとって青天の霹靂であり、自身の業務で手一杯でもあったため、Mさんにあった際、ていねいに断ろうと思っていました。
 後日、訪れたMさんから、「次期代表は、Tさん以外考えられません。ぜひ受けていただけないでしょうか」と真剣な面持ちで依頼されました。
 Tさんは、Mさんの真剣な表情と、本気が伝わってくる言葉に心を動かされ、代表を引き受ける覚悟を決めたのでした。
 日本では昔から、言葉には不思議な力が宿るという言霊の存在が信じられていました。思いのこもった温かい言葉は人の心に響きますが、反対に不用意な言葉は人を傷つけ、トラブルに発展してしまうこともあります。
 日々、自身の発する言葉を大切にして業務に励みたいものです。

今日の心がけ◆言葉を大切にしましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2023年10月号より引用


【1】このnoteについて

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

と思われるかもしれませんが、有料記事は業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

という方は読んでみて欲しいです。

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【2】 著者の個人的な感想

言葉って難しいですよね~。どんな言葉が相手の心を動かすかはわかりませんし、思いがけない言葉が刺さる場合もあります。例えば私の場合、

「あなた以外には考えられない」

なんて言われたら固くご辞退申し上げます。そういうプレッシャーには耐えられないからです。だけど、

「誰にでもできる簡単なお仕事です」

と頼まれたら受けちゃいます。だから私の性格をよく知っている人は、心がもげるような不可能任務を「ああ、大丈夫!簡単簡単♡」などと言いながらオファーしてきます。そして私はそれを信じて仕事を受け、フタを開けたら激ムズ任務だと知ります。しかし受けた以上は文句を言いながらも遂行し、そして任務を完遂します。

…闇バイトに引っかかるタイプの人間ですね…気をつけます😭

さて朝礼では。

自分が発する言葉も大切ですが、相手が発する言葉を自分がどう受け止めるかも重要です。どちらの場合も「言葉」というものは人をいかようにも動かす力があるものだと心得ておきましょう。

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【3】 意見を述べてみよう

人と話すときは、相手がどう受け止めるかを考えながら…

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