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【職場の教養】2024年01月06日 事前準備

 入社三年目のKさんは異動により、新しい部署で仕事をしています。
 早く仕事を覚えようと先輩の姿を観察していたKさんは、新規の企画を始める際、先輩が色々な人に話しかけに行っていることに気づきました。そこで、何を話しているのか、その内容を聞いてみたのです。
 すると先輩は「あらかじめ資料の注意点を説明しておくとか、誰が案件の中心になるか見定めるためにヒアリングをするとか、そういった事前準備をしておくことが大切なんだ」と教えてくれました。
 さらに続けて「仕事を円滑に進めるために、一緒に仕事をする人が、前もってしてもらったら助かるだろうことを考えて行動しているんだ」とも語り、Kさんはこの姿勢に感銘を受けました。
 事前の情報共有や個々人の状況のヒアリングがあれば、新たな仕事にもスムーズに安心して取り組めるでしょう。先輩のように相手を思いやって仕事をしようと思ったKさんでした。

今日の心がけ◆相手を思いやって行動しましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年1月号より引用


このnoteについて

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

と思われるかもしれませんが、有料記事は業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

という方は読んでみてほしいです。
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【1】 著者の個人的な感想

いわゆる「根回し」というやつですね。あ、言葉が悪いですかね。えっと、「コンセンサスを得る」というやつですかね。

これは私、前職の先輩方から20歳の頃にみっちり教え込まれたので、今では仕事でも私生活でも普通にやれます。今となっては空気を吸うくらい当たり前の動作となりましたが、入社したての頃はKさんのように「先輩、すげえッス!」って思ったものです。

って。ああ…書いてたら「とある社員の送別会」のことを思い出しました。というのは、乾杯の音頭、余興、お別れの言葉、花束贈呈、一本締めなどなどの主要な部分を、送別会が始まってから幹事の気分で指名したらしいんです。

「らしい」というのは、私は仕事で不参加だからです。24時間年中無休の会社は全員で集まれないから難儀ですよね。とはいっても「飲み会はイヤ、仕事のほうがイイ」という人が一定数いるので成立するんですけどね。

というわけで話を戻します。

突然任された社員はたまったものではありませんが、そこはさすがのサービス業集団。全員卒なくこなしたらしいです。しかし後日、幹事は指名された人からのブーイングの嵐だったことは言うまでもありません。

というように、自分の事前準備も大切ですが、相手にも事前準備をしてもらうように手配しておくことが「思いやり」です。どんなときも相手の立場になって考えられる人間になりたいものですね。

さて朝礼では。

「事前準備? それって普通じゃん? そんなこともできないの?」って思う方はそのまま思いやり行動を継続してほしいですが、スピーチでマウントを取るような表現にならないように気をつけましょう
そうでない人は、「学びを得た」と素直な感想を話してみましょう。


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【2】 意見を述べてみよう

私もある程度は根回しという名の事前準備を行ないますが、あまり…

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