マジックアワー
日暮れの時間帯をマジックアワーと言ったりします。逢魔が時と言ったり、トワイライトとも呼びます。映画の『トワイライトゾーン』は、昼でも夜でもない、この曖昧な時間帯は怪異が起こりやすいとして、トワイライトゾーンとタイトルを付けたそうです。逢魔が時に似ていますね。
マジックアワーは、どちらかというと写真用語です。この時間帯は、美しい写真が撮れてしまう魔法のような時間帯ということですね。
この写真は横浜の大桟橋から、みなとみらいを撮った写真です。観覧車が点灯するのを待っていたら、マジックアワーよりも宵が深まってしまいましたが、辛うじて残照を捉えることができました。個人的には、これくらい暗い方が好きです。
横浜の街は、街がひとつの個性を持つように、計算されて作られているように感じます。もちろん、横浜市全体がというわけではありませんが、その個性が観光客を惹き付ける要因になっていることは確かです。
以前から、個性の違う個人が集まれば、集団として別の人格が生まれてくる、集団がひとつの人格を持つと考えていますが、街もそうなのかも知れません。