カスタマーデータ活用の未来「Treasure Data Connected World 2024」イベントレポート
BtoBビジネスにおけるDX戦略を、キヤノンマーケティングジャパンとLegolissが語る
1.Treasure Data CDPがもたらす顧客体験の進化
2024年11月21日、グランドハイアット東京で開催された「Treasure Data Connected World 2024」において、 LegolissはGoldスポンサーとして参加しました。Legolissは、Customer Data Platform(CDP)の導入や利活用を支援しており、50件以上のCDP構築・活用実績があります。特に国内シェア7年連続1位を誇るTreasure Data CDPの支援において、2015年より約10年にわたり伴走しています。
「Treasure Data Connected World 2024」は、トレジャーデータ株式会社が毎年開催するフラッグシップイベントで、今年の参加者は1,200名を超え、顧客データ活用の最前線を学ぶ場として大いに盛り上がりました。企業のデータドリブン経営や顧客体験の向上を促進する多彩なコンテンツが発表されました。
2.Treasure Data CDPの最新アップデート
基調講演では、Treasure Data社の創業者である芳川氏と太田氏が登壇しました。「日本発のソフトウェアサービスを世界に届ける」という強い想いを胸にアメリカで創業した経緯や、時代の変化や顧客ニーズに応じて戦略を柔軟に転換しながら、マーケターにとって使いやすいCDPの実現を目指して成長を遂げてきた軌跡が語られました。
また、Treasure Data CDPの新機能として、「Marketing Copilot」、「AI Email Studio」、「AI Framework」が発表され、革新的なデータ活用が描く未来の可能性に期待が一層高まりました。
3.キヤノンマーケティングジャパンとLegolissが語るTreasure Data CDPの利活用
本イベントでは、Legolissもキヤノンマーケティングジャパン株式会社と共に「BtoBビジネスを促進させるデータ活用戦略と成果」をテーマに講演を行いました。
登壇者として、キヤノンマーケティングジャパンのIT本部 デジタル戦略部 データ分析技術課の片岡利之氏と、Legolissのデータソリューション事業部 佐藤慶一が参加し、Treasure Data CDPを利活用した共同プロジェクトの詳細を紹介しました。
このプロジェクトでは、キヤノンマーケティングジャパンが提供するサービスごとに点在していたBtoB営業活動データをTreasure Data CDPに統合し、BIダッシュボードを活用して可視化しました。その結果、営業活動の属人化が解消され、データ分析にかかる時間が大幅に短縮されるなど、営業生産性の向上につながりました。
BtoB領域における CDP導入の具体事例として、多くの方々から高い関心を集め、会場は満席となり活気に満ちた雰囲気に包まれました。BtoC だけでなく、BtoB領域においてもCDP活用の注目度が高まっていることを改めて実感する機会となりました。
4.当社ブースやネットワークイベントを通じて生まれる新たな繋がり
会場では、弊社ブースにも多数のお客様にお越しいただき、支援内容を直接ご紹介する貴重な機会となりました。また、ネットワークイベントを通じて、業界のキーパーソンの方々をはじめ多くの方々と交流が生まれ、未来の可能性を広げる場ともなりました。
5.今後のCDPの発展を目指して
「Treasure Data Connected World 2024」はTreasure Data CDPの進化と、それがマーケティング業界に与える影響を深く学ぶ場として、非常に有意義なイベントでした。スポンサーとして参加することで、トレジャーデータの関係者との情報交換に加え、他の支援企業との交流を通じて、今後のビジネス連携に向けた新たな繋がりを築くことができました。
今後もTreasure Data CDPを活用し、クライアントやパートナーと共に成長を続けるための取り組みをさらに進化させていきます。また、業界の最前線で最新情報をキャッチし、イノベーションを牽引していくべく、新たな挑戦にも果敢に取り組んでいきます。
株式会社Legolissデータソリューション事業部/丹野記
多くの企業が顧客データを統合し、それを効果的に活用することで、個々の顧客に最適なアプローチを提供し、顧客ライフタイムバリューの向上を目指しています。LegolissではTreasure Data CDPに加え、Google Cloud、Snowflake、Databricksなどのサービスを用途や状況に応じて組み合わせたモダンデータスタックの構築・活用にも対応しています。
Legolissについてさらに詳しく知りたい方は、お気軽に弊社問合せ窓口までお問い合わせください。
data-all@legoliss.co.jp
Legoliss紹介サイトへ