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こどもの行動には必ず意味がある

「ちっともいうこと聞いてくれないんです~」

よく聞くご相談です。

「例えば、どんな時にいうことを聞いてくれないですか?」

と具体的に状況を聞いていく。

すると状況が見えてきて、

もしかして~とお子さんの気持ちがわかったりする。

もちろんわからないこともある。

でも、それは大人にわからないだけで、こどもがそういう行動をするのは

必ず理由があると思っている。


保育園でのできごと

重度の知的な遅れがある女の子。

「朝の会が始まるよ~」とお友だちに誘われて、
自分の椅子のところに来た。

でも座らない。

「座っていいよ~」とお友だちに言われても座らない。

お友だちが腕組して考えている。


「そっか~」「いすのむきがちがうんだね」

と他のお友だちがしているように、椅子を先生の方に向けた。

そうしたら、女の子は座った。


女の子は、伝える手段を知らないだけで、実はいろんなことがわかってるし

座らなかった行動には意味があったんだと思った。


大人だったら、無理やり座らせていたかもしれない。

なんでだろう?と考えたお友達。

見習わなくちゃと思った。


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