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240425 親切とお節介の間

初任者の授業を参観に教室へ
道徳の授業で「親切とお節介」を題材にした授業
準備をして臨む初任者の姿も先生と共に歩む学級の姿も
新年度らしくハツラツとして微笑ましい

昨年の学級よりもまた イキイキとしている時期

ワークシートに先生の問いを受けて書く人たち
窓際でその様子を眺めていたら
一人の人に呼ばれた

「ねえ先生 お節介って『ありがた迷惑』ってことでしょう?」

ズバリ今回の要点を言葉にしたその人は
教科書を隣の友達に見せてもらいながら
ワークシートに書くことはしない

その後も思いついたところを次々と小さな声で話してくれる
そしてそれが 要点を見事に捉えていたり
自分の考えを端々まで伝えようとしていたりで
とにかく興味深い

他の子はワークシートに黙々と考えを書いていたけど…
書くことだけが回答ではないよなと感じた

話すのが得意ならば こうして話したらいい
イラストにするのがいいならば 絵を描けばいい
文字を書くことだけが全てでは
本来はないんだよね

でも 一度にそういったアクションを
受け取れないし評価もできないから
ついつい「文字で書く」ことを求めてしまう

伝えたいこと 話したいことが
喉まで出ているのに 紙に書いてから…だなんて
それこそ「ありがた迷惑」な話
だったのかもね

ボクたちは 思いもせぬようなお節介を
たくさんの場所でしてはいないだろうか
もっといろんな方法ややりやすさに
広げてみることができるのかな

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