#304 「技術翻訳事件」東京地裁
2012年2月8日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第304号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【技術翻訳(以下、G社)事件・東京地裁判決】(2011年5月17日)▽ <主な争点>
賃金減額に対する承諾の有無など
1.事件の概要は?本件は、G社の従業員であったX(平成21年9月30日退職)が同社に対し、(1)21年6月分以降の賃金減額は無効であるとして、減額分の賃金、(2)Xの退職は会社都合として扱われるべきであるとして、自己都合退職として支払われた退職金と