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好きな映画について

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好きな映画、俳優・女優、監督などについて書いた記事です。その年のベスト映画なども記事の内容に合わせて公開しています。月に1本ペースで記事を追加していきたいと思っています。
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記事一覧

ロンドンでの映画体験を供養する

そしてまたOnce Againを歌い出す約49日間のサマーが終わり、オータム[Autumn]になるのかフォー…

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家族愛についての映画の話

どうして現実はいつも一つしかないのだろうか西地中海周遊(シチリア、ナポリ、ヴェネツィア(…

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マンクの週末は父によって埋葬される

昨日、今日とやむを得ない理由で久しぶりにオフィスで仕事をした。改めて着替えや移動によって…

キャリー・マリガンの肖像と大傑作『プロミシング・ヤング・ウーマン』

もう数時間後に第93回アカデミー賞が始まるので、こちらの原稿から上げておく。 大傑作、プロ…

『シンエヴァ』から見えた交換原理の変化

私、締切を守らないのに生きている。なぜ? その火を飛び越して来い海外にいると映画が安くし…

あなたにジョーカーを愛しているとは言わせない

私にとって大切な映画としての『ジョーカー』私は2019年に公開された『ジョーカー』という映…

スーパーバッドなエマ・ストーン あるいは (哀れなるものたちのお気に入り)③批評的、歴史的ノート編

映画批評の主観性と客観性のバランス1.映画批評におけるエマ・ストーン賛美の過剰さ この①白黒編における映画批評はエマ・ストーン賛美に終始しており、非常に主観的で熱狂的すぎる面が目立つ。客観性と冷静な評価の視点を欠いている点が大きな問題である。作品の長所短所をバランス良く簡潔に指摘するのではなく、細部への逐一の言及や、エマ・ストーンの魅力への賛辞に紙面が費やされすぎている。作品自体の実質的な内容評価よりも、あくまで個人的な嗜好や感情の赴くままの綴りになっている嫌いが強い。

スーパーバッドなエマ・ストーン あるいは (哀れなるものたちのお気に入り)②カラ…

前回の手紙にも書いた通り、映画『哀れなるものたち』には白黒パートとカラーパートがあって、…

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スーパーバッドなエマ・ストーン あるいは (哀れなるものたちのお気に入り)①白黒…

女優/俳優とその年のベストというトピックで言うと、以前にキャリー・マリガンと『プロミシン…

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