人と自然に囲まれて
2月17日〜22日の5日間は、時の流れが一瞬だった。
23日の引っ越しと退寮に向けての準備は、甘くみてはいけない。
物を捨てるということ、減らすということ、売るということの過酷さに正直しんどかった。
それと同時にありとあらゆる思い出が蘇ってきて、幸福感にも満たされた。
それはきっと、これまで4年間の大分生活が充実していたということの現れであり、私が正しい道を歩んできたということを意味するのだろう。
右も左もわからなかった18の時、それから今22になってようやく右くらいは分かるようになった気がする。九州一の部員数を誇る我が大学のおかげでたくさん人と出会い、笑って、叫んで、ふざけて、サボって、喧嘩して、仲直りをして。そうやって、沢山の人と話せたことに今では大きな喜びを感じている。
また、大分は自然が良い。最高に気持が良い。海、山、川、森、滝などたくさんの有名スポットがあって、友達の車で沢山の景色を見て、最寄りの温泉に入って、ラーメンを食べた日々が愛おしすぎる。
本当にこれだけは、友達とこの街に伝えたい。
ありがとう。
私に沢山の経験と喜びと感動を与えてくれて。
【日本一の炭酸泉である「長湯温泉」芹川のせせらぎの中で楽しむ現代版湯治の宿】:万象の湯
一時、これで最後の大分での温泉になるだろう。
今日の湯活は、大分県竹田市にある”万象の湯”。
内湯と川のせせらぎを感じることができる露天風呂と炭酸水風呂の交代浴が最高に気持が良くてたまらなかった。お値段も500円とお手頃で、売店の200円タオルは等温線オリジナルの可愛いイラストが描かれており思い出に一枚購入してしました。最後の湯が、万象で良かった。大雨と雷と濁流で半端ないくらい怖かったのは内緒ということで(笑)
私のある友達が言っていたことです。
「人生を楽しませてくれるのに場所や環境は関係ない。大事なのは、誰と一生に過ごすかだ。」
その子は、地元に残り、残った面々と毎日ツーリングをしたりキャンプをしたりかまどでピザを焼いたりして楽しんでいる。それもド田舎の地元で。
私も、この数ヶ月の間、沢山の人と遊び色んな所へ行き、唄って、語って、感動して、本当に人生が楽しかった。
人との出会いが人生を謳歌させ、成長させてくれるんだろうな。
確かに、対人関係におけるストレスや不満は大いにある。それは避けることのできない現実である。だがしかし、そこに絶対目を背けてはいけない。相手の考えを理解できるようになるまでは、聞いて、聴いて、話して、考えろ。
ついこの間完走したNetflixの"愛をこめて、キティより"を観て
自分の思いを本音で相手に伝えるということの大切さを身にしみて感じることができた。まだ幼い17歳の主人公キティは、恋や勉強、ゲイ、愛というたくさんの壁にぶつかりながらも自分と、そして友達と本音でぶつかり合い自分自身を成長させている。投げやりになるのではなく、逃げたとしてもまた挑んで、そして掴んで。そうやっていくうちに幸福に気づくことができるのだろう。
幸せの種は、私たちのすぐ近くにある。
そう私たちは、芽が出ていることに気づかないだけだ。
大丈夫。
きっと、みんな幸せになれるから。
もっと言うなら、人と自然が幸せにしてくれるから。
人と自然に囲まれてみてはいかがですか?
2024年2月17日〜22日土〜木曜日