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足し算で得られる喜びと、引き算で得られる喜び
海外旅行に行く
奮発していいものを食べる
きれいで大きな部屋に引っ越す
これらは足し算で得られる喜びだと思う。逆に
満員電車に乗るのをやめる
外出を控えてソファで1日ゴロゴロする
苦痛になっていた自炊をやめてスーパーでお弁当を買う
などは引き算で得られる喜びだといえるだろう。今ある苦痛を引いていく、という意味で。
もちろん人生には、足し算の喜びも引き算の喜びも必要なのだが、どちらかというと足し算の喜びの方が脚光を浴びる傾向にあり、引き算の喜びは最悪の場合「怠けている」なんて言われかねない可能性すら帯びている。
でも、私の人生においてしみじみとした喜びを与えてくれたのは、引き算の喜びだった気がする。なぜなら引き算の喜びは、ときに社会によって歪められた自分の形を、原型に戻していくような作業だから。
…なんて考えつつ、今日の絵。
![](https://assets.st-note.com/img/1720407086287-IYm6GHBNJt.jpg?width=1200)
クリスタのスタンプを駆使して水を表現(できていないが)
もっと髪の毛をいい感じに描きたかったけれど、今日はこれくらいで許してやろう。
ちょうどいい塩梅を決めて自分に優しくするのも、引き算の喜びということで。