ひらかれていく
ああほんとに来てよかったと、大満足で車に戻ってもまだ10時前。地図を広げ、足をのばすことにしました。
その途中もう1つ寄り道したのですが、先にお参りのお話を。
天岩戸。こちらは3回目。最初は何十年も前で、その時一番印象に残ったのはやっぱり、水でした。緑なんですよね、ほんとに透きとおった、宝石のような緑色。
ここはけっこう歩きます。人は多かったです。海外の方もかなり。そして急に今度は雨、雨、雨。
数分はどしゃ降りに。傘持ってない人も多い・・。
天安河原。洞窟のようなフシギ空間にただ、大地を緑を生きもの達を感じながらひと時過ごしました。
ここでは写真を撮らなかったので“おどろん”から借りてきました。
そうか。前のも見れるのか。4分半くらいで、天安河原はまん中あたりです。
戻る時はもう小雨。ゆっくり歩いてると真横の岩壁に動くものが。
ヘビさん🐍
小さな赤茶色の、きれいな幾何学模様のヘビさんです。後で調べたところたぶんジムグリの、まだ小ヘビではないかと思います。
きれいでした。しかもここで会えるなんて。時々動いてはじっとしてるので、10分くらい見てました。
と言うか祈ってた、と言うかあいさつ?あやまってたのかな・・。わからないけどなんだか聞いてくれているように感じました。
それからゆっくり、岩の間に入っていきました。ジムグリ、ふだんは土の中に暮らしてるそうです。
参道でポストカードと山菜おこわ、道の駅で甘辛手羽先と炭酸クッキー、はりはり漬けを買って帰りました。
で、なにかよくわからないけどとりあえずは満足。
人は今色々大変ですが、自然は、動植物や小さなものたちは、今まで、とくにこの100年ほどの間どれだけ大変だったでしょうか。
もうずっと、人は目茶苦茶を続けてきていたのです。今はその延長線。
1年前のシメる映画には、やっぱり私は不自然なものを感じるような気がします。
昨年まとめて古いものから見たのですが、すべて強いかなしみを感じます。かなしみが描かれてるものを観るのはいいんです。“秒速”が一番好きです。
でもかなしみや苦しさ、重くつまったもの、その個人のもの世界のもの、
地球、大地の歪み、無理に抑えられてきたものを、ただ押し込め隠すのは。個人的には解消したということで物語になってはいるけれど。
そして最近Xやブログで情報を見ていて感じるのは、かなしみ苦しみの向こうにある何か、かなしみ苦しみのため大きくなっていく怒り、です。
本当のバランスを、感じていたいです。
こちらの続きのお話でした🙂🌿