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小さなひとたちのお話
子どもの頃、小人や妖精の出てくるお話が好きでした。
一番好きだったのはコロボックルのシリーズ。
床下の小人たち、木かげの家の小人たち、はなはなみんみ物語。
指輪物語は大人になってから読みました。
小人ではないけど、グリックの冒険やガンバ、ウォーターシップダウンのうさぎたちなど、小さな動物たちが主人公のお話も好きでした。
自然界の小さな生きものたちの物語という意味では同じだったんだなと今は思います。
コロボックルがほんとにいたらいいのに
というのが、何の希望も夢もなかった私の唯一の望みでした。
大好きな小さな世界とすっかり離れていた何十年の間も、その思いは細く小さく続いていたのでしょう。
今は、そうなんだ、ほんとにいるんだ
と思ってます。ここにかさなってあるもうひとつの世界、いや、別なのではなく、目に見えているこの世界をほんの少し角度を変えてみたらかんたんに見える、見え方のちがうこの世界を、感じて、描いていきたいと思います。
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