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産後うつ、現在こんなかんじです。

こんにちは。リーコです。

以前の記事にもありますが次男出産後、産後うつになりました。その後の話を今日は記します。


心療内科で診断が下りて2023年9月から漢方と抗うつ剤を服用していた。症状がピークに出ていた時は自分の未来も家族の未来も想像できず、ずっとここに留まるんだ、私はもう終わったんだ、と(今考えれば確実におかしかった)とにかく存在していることが辛かった。薬を飲み始めてすぐ。ある変化があった。無意識に鼻唄をうたっていた。ありえなかった。毎日朝から晩まで泣いて怒って落ち込んで塞ぎ込んでいた人間が、朝起きて鼻唄をうたっていた。正直、抗うつ剤を飲むのは抵抗があった。依存性があるんじゃないか、一生薬と付き合っていくのか、自分が自分でなくなるんじゃないか。そんなイメージがあったから。ただこの変化は確実に信じれた。今の私には薬が必要なんだ、そう思えた瞬間だった。


目に見える薬の効果と育児への向き合い方、子どもの成長。色々な要素が重なって、私はみるみる正気を取り戻していった。友達と会えるようになり、泣かない日が増え、身なりを整える日も増えた。今は毎日メイクをして髪を整え、お気に入りの服に身を包み、noteを書いている。あの頃の自分が見たら信じられないと思う。


そして8ヶ月前から減薬の調整に入っている。ピーク時はカプセル4つ分飲んでいた薬が4分の3になり、4分の2になり、4分の1になり、ついに1日おきの服用で大丈夫になった。でもここからだった。

抗うつ剤には"離脱作用"というものがある。薬の血中濃度が下がった時、頭痛や吐き気、頭の中でシャンシャン音がなる”シャンビリ感”といわれる現象。この離脱作用がかなりきつい。

私の場合は1日おきの服用(=48時間おき)までは問題なかったが、48時間をすぎると急激に離脱作用が現れた。ここから2日おき、3日おきと徐々に間隔を空けていって薬をやめていくという話だったから、少しでも我慢できるなら飲まない時間を伸ばそうと粘ってみたが、抗えなかった。常に何かを食べて吐き気を誤魔化したりもしたが、嘔吐と頭痛に襲われる。めまいで日常生活に支障が出る、というか立ってられなくて寝込むこともあり、仕事に育児に奔走される中で、やっぱり薬はやめられないのか、「元気になった」と思ってたけど私ってまだ病気なのか。そんなふうに感じ始めたから、ずっとお世話になっているKクリニックの先生に相談することにした。


「大丈夫。リーコさんは順調に回復してますよ。今飲んでいる薬は段差が大きい階段みたいなもんで、効果も大きいほど跳ね返りも大きいからね。もう少し段差が低い薬に変更しましょう」


薬を飲んで日々が平穏に保たれていると、どうしても「薬のおかげ」のような依存的な気持ちになってしまう。でも、先生は最初に診察してくれた時も「大丈夫、絶対治ります」と断言してくれた初めての人だった。私はすぐ深刻に捉えてしまうから先生の言葉はいつもありがたい。大丈夫。順調に治ってるからあと少し。あと少し。


そして今、段差の少ない薬で日々を過ごしている。今日は朝から子どもたちと一緒にいないないばぁの「ピカピカブー」を歌って踊った。計6回。普通に息切れた。でも楽しかった。息子たちと「むぎゅーってするよ」の時間がとても幸せだと感じた。ゲラゲラ笑って追いかけ合う幸せも。大丈夫。あせらずゆっくり。自分が自分を大切にする。


そんなこんなで、おむつとミルクの定期便を生業としてスタートさせました。現在「友達に出産祝いで贈りたい」という声もいただいており、梱包資材やプレゼント用の形式も絶賛準備中です。そして私と同じく、産後うつで悩んでいる方。育児で悩んでいる方。「辛い」「しんどい」なんでも大丈夫です。吐き出す場所は、いつでもここにあります。

以上、リーコでした!

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