幸せな姿を心に焼き付ける
1歳次男が保育園の帰りに少し歩くようになった。まだまだよちよち、でも確実に一歩一歩を踏みしめている。いち、に、いち、に、いち、に…段々リズムがずれてきて膝から崩れ落ちる。えーんと私のそばまですり寄ってきて「あっこ、あっこ」と涙ぐんだ目でこちらを見上げる。だいじょうぶ?と膝の砂を払い、次男を抱き上げる。どっしりと、でもむちむちとしていて、香ばしい汗の匂いが頭から香る。
長男は次男のことが気になるようで、手をとって一緒に歩いてくれる。「そっちちゃうで、こっちやで」と時折様子を伺