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出産したら、自分の本音を言えなくなった。

こんにちは。リーコです。今日は何者でもない私が、育児相談する理由について記します。


産後の私が夫に再三求めていたこと、それは”共感”だった。だって何も言わなかったら「何でそうなったん?」「こうしたら?」と原因究明からの解決策を提示されるから(乗り越えた今なら男性脳とは生物学上そういうものだとわかる)。だから私は言葉にして何度も求めた。「解決策も何もいらないから共感してくれ。私の辛さをわかってくれ」と。その結果、夫は私の話を傾聴し、ヘドバン級に頷き、労い、共感してくれる。側から見ると些か傲慢である。すんません。でも、産後の猛り狂った私にはそれが必要だったのです。


独身時代は自分の羞恥的出来事や珍事を何でも友人と共有し、笑い飛ばしていた。それが楽しかった。だけど結婚して子を産んだ途端、その状況は一変した。それは周りの友人たちもそう。友人間で各家庭のクローズドな事情が介在し、その中にズカズカ立ち入ることはない(もちろん今でも共有できる友人はいる、でも必ず1対1で会う)。自分だけの身の上話をしようにも家族のプライバシーが関わっていたり、それを抜きにはなかなか共有しにくいこともあり。一時期友人と会うのも避けていた日々があった。

そして産後うつと診断された時。私は誰にも言えなかった。でも本当は、誰かに聞いて欲しかった。わかってほしかった。「がんばったね」って言って欲しかった。それが私にとって心療内科の先生で、おっぱいマッサージをしてくれた助産師さんで、ずっとそばで支えてくれていた夫だった。私には助けてくれる人たちがいた。


切羽詰まれば詰まるほど、周りに言えない悩みがある。どれだけ信頼している友人でも、話すことが何かの引き金になってしまうんじゃないか、変なふうに見られるんじゃないか、負担をかけてしまうんじゃないか。そんなふうに考えてしまう時がある。だから何者でもない私が育児相談をしている。安心してほしいんだけど、お金もいらんし普通にLINEで会話するだけやから身なりも整えんでええよ。私もすっぴん家着で返信してるから。


ただ、授乳相談とか0歳との遊び方とか、そういったものは私は経験則でしか助言できない。それは助産師さんや保育士さんといったスペシャリストに頼ってほしい。私は日本のどっかに住んでる二児の母。専門家でも何者でもない。だからレンタルおじさんの延長線的存在でありたいと思う。レンタルママ友?レンタルアラサー?形容はなんでもいいんだけど、自分を犠牲にしてしまいがちなママが吐き出せる場所、認め合える場所であればいいなと願う。子が無事生きているだけであなたは偉大なんだよって、伝えたい。そんな位置付けでいられたらと思う。


そこのあなた。
「やっほ」「育児つれえよ」「おっぱいいてえよ」何でも大丈夫。私にゆうて。note読んでくださってる方は私の人となり8割バレてると思うけど、私も全然まだまだなんで、修行僧なんで、一緒にがんばろ。

最後まで読んでいただきありがとうございました!以上、リーコでした。

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