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スタートアップ経営者必見!おすすめ会計ソフト3選と選び方のポイント

バックオフィスコンサルティング・記帳代行サービスのledge ease(レイシー)です!
たくさんの記事の中から見つけて頂き、ありがとうございます!

今回の記事は、最適な会計ソフト3選とその選び方について解説します。
スタートアップ・ベンチャー企業の経営者の皆様が悩みがちな会計ソフトの導入やリプレイス時のご参考になればと思い執筆しました。
日々の経理処理から年次決算までをサポートするツールを賢く選び、業務の効率化と経営の強化を目指しましょう!


なぜ会計ソフトが必要なのか?


スタートアップ企業の経営者にとって、アイデアの実現や事業拡大に注力することはもちろん重要ですが、健全な財務・経営管理も同じくらい重要です。
特にスタートアップは初期投資や人件費、マーケティング費用などの支出がかさむ一方で、資金面の「見える化」がされていないと、不必要なリスクを抱えやすくなります。
そこで、最適な会計ソフトを導入する事により「見える化」がなされ、不必要なリスクの解消に一役買ってくれるのです。
最適な会計ソフトを導入する事による具体的な効果には、以下の5ポイントが挙げられます!

1. 財務の「見える化」で事業の健全な成長をサポート

スタートアップ企業にとって、健全な成長のためには「お金の流れ」をきちんと把握することが欠かせません。
売上や経費、利益率がどのように推移しているかをタイムリーに把握しなければ、資金繰りの悪化や予期せぬ赤字が発生する可能性があります。
最適な会計ソフトを導入することにより、日々の取引データを自動で収集・整理し、必要な帳簿やレポートを簡単に作成できます。
これにより、経営状況がリアルタイムで「見える化」され、事業計画の見直しや資金計画の立案も的確に行えるようになります。

2. 時間とコストの大幅な削減

専任の経理担当者を雇用する事が難しい場合は、経営者自らが経理作業をせざるを得ない場合が殆どかと思いますが、経理業務を経営者が手作業で行う事は非常に非効率です。
特に経理や財務の知識がない場合、帳簿をつけたり、損益を計算するだけでも多くの時間がかかってしまいます。
そこで、最適な会計ソフトを使えば、銀行明細やクレジットカードの取引を自動で取り込み、自動仕訳機能を活用して手間なく帳簿が整理されるため、人的ミスも減ります。
経営者の貴重な時間を事業成長に回すためにも、最適な会計ソフトの導入が非常に重要です。

3. 資金繰りの見通しを立てやすくする

最適な会計ソフトは、経費や売上の推移、キャッシュフローをリアルタイムでモニタリングできるので、資金の過不足を予測しやすくなります。
昨今の市況感から、スタートアップは資金調達がスムーズにいかない時期があるため、限られた資金を効率的に使うことが求められます。
最適な会計ソフトを利用することで、資金繰りを細かく管理し、資金の残高や必要経費、今後の投資計画を具体的に把握できるため、無駄な出費を抑え、資金の有効活用が可能になります。

4. 意思決定に必要な情報を提供

最適な会計ソフトを利用すれば、月次や四半期、年次での損益状況を瞬時に確認できるため、経営判断がしやすくなります。
「今月の売上に対してどれくらいの利益が出ているのか」「このペースで成長すると次の資金調達はいつ必要か」など、経営において重要な数字がすぐにわかるため、正しいタイミングで必要な意思決定を行えます。
これにより、持続的な成長を目指した計画的な経営が実現できます。

5. 税務処理やインボイス制度への対応も安心

スタートアップ企業は、税務や消費税の対応が負担となることもあります。
日本では消費税のインボイス制度も導入されているため、会計ソフトがインボイス対応をサポートしているかどうかが非常に重要なポイントになります。
インボイス制度に対応していない会計ソフトを導入してしまうと、消費税の仕入税額控除を最大限で受けにくくなる可能性があり、将来的な税金の負担が増加する可能性もあります。
最適な会計ソフトは、インボイス対応機能を備えているため、消費税処理の心配が軽減されます。

会計ソフト選びの3つのポイント


次に、最適な会計ソフトを選ぶ上での重要なポイントを押さえておきましょう。

1. スケーラビリティ(成長への対応力)

スタートアップ企業は、初期段階から急成長期に至るまで、事業が変化・拡大しやすいのが特徴です。
そのため、単に今使いやすいだけでなく、ビジネスの成長に伴う変化に柔軟に対応できるスケーラブルな会計ソフトが求められます。
他にも、追加機能や他の業務ツールとのAPI連携がどれだけ出来るかも非常に重要なポイントになります。

2. 会計リソースの効率化

日々の経理処理をシンプルにする機能(自動仕訳、請求書管理、消費税対応など)が備わっているかは重要なチェックポイントです。
また、月次や四半期決算、年次決算時での監査対応や税務申告時の顧問税理士とのスムーズなデータ共有ができるかも要確認です。
時間とリソースを節約し、事業に集中するための一助となります。

3. コストパフォーマンス

スタートアップにとって資金の有効活用は最重要課題です。
月額や年額のランニングコストを抑えつつ、必要な機能が揃っているソフトを選ぶ事が必須となります。
また、追加ユーザーや機能拡張に伴う費用が明確で、予算に収まりやすいかどうかも検討材料に入れると良いです。

スタートアップ向けおすすめ会計ソフト3選


ここからは、スタートアップ企業に特におすすめの会計ソフトを3つご紹介します!
どの会計ソフトもシンプルな操作で日常業務を効率化し、ビジネスのスケールアップにも対応できるものをピックアップしています。

1. freee 会計

  1. 概要

    1. freeeは、シンプルかつ直感的なインターフェースが特徴のクラウド型会計ソフトで、スタートアップや中小企業からの人気が高いです。

    2. 操作性に優れ、会計や簿記の知識が少ない方でも使いやすく、仕訳や帳簿作成を自動化する機能が充実しています。

  2. 主要機能

    1. 自動仕訳機能:銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、AIによる仕訳提案で経理業務がさらに簡単に処理できます。

    2. 請求書・見積書作成:請求書や見積書を素早く作成し、取引先にオンラインで送付でき、入金・支払管理も可能です。

    3. インボイス制度対応:消費税のインボイス制度にも対応し、スタートアップが抱えやすい消費税関連の処理もシンプルにできます。

    4. API連携:ビジネスツールや決済サービスと連携し、他の業務も一元管理が可能。効率化をサポートします。

  3. ミニマムコスト

    1. ひとり法人プラン:年払いで2,980円/月(35,760円/年)

  4. メリット

    1. freeeは「最小限の操作で最大限の自動化」を実現しており、経理作業にかかる時間を大幅に削減できます。

    2. freee認定アドバイザーが顧問税理士の場合、スムーズでシームレスな連携が可能で、経理専任者のいないスタートアップ企業でもリソース不足を解消する強力な味方となります。

2. マネーフォワード クラウド会計

  1. 概要

    1. マネーフォワードは、スタートアップの成長に合わせて柔軟に対応できるクラウド型会計ソフトです。

    2. 取引データの自動取り込み、経費管理、分析機能などが充実し、成長の加速に役立つ「データドリブン経営」がスタートアップ企業でも実現可能です。

  2. 主要機能

    1. 自動仕訳と明細取り込み:銀行やクレジットカードの明細を自動で取り込み、経理業務を効率化できます。

    2. 請求書・領収書管理:請求書や見積書、領収書の発行・管理を一元化し、業務をさらに効率化できます。

    3. インボイス制度対応:インボイス制度の完全対応で、消費税処理も安心できます。

    4. 分析機能:キャッシュフローの可視化、経営指標の分析が可能。経営判断を「見える化」し、データをもとにした意思決定を支援できます。

  3. ミニマムコスト

    1. スモールビジネスプラン:年払いで2,980円/月(32,736円/年)

  4. メリット

    1. マネーフォワードは経費管理や分析機能が充実しているため、スタートアップ企業の成長に合わせた利用が可能です。

    2. キャッシュフローを把握しながら「次の一手」を検討するのに役立ち、データドリブンな経営に必要なツールを備えています。

3. 弥生会計 オンライン

  1. 概要

    1. 弥生会計は、日本でのシェアが高く、長年の実績と信頼性が特徴の会計ソフトです。

    2. クラウド版である「弥生会計 オンライン」は、オンラインでのデータ管理や自動仕訳が可能となり、スタートアップでも気軽に利用できます。

  2. 主要機能

    1. 自動仕訳機能:銀行明細を自動で取り込み、仕訳作業を簡略化できます。

    2. レポート作成:決算書や試算表などを自動で作成し、財務の「見える化」に役立ちます。

    3. インボイス制度対応:インボイス制度に対応し、消費税申告も安心です。

    4. 売上管理:売上データの管理や請求書の発行をシームレスに行え、業務効率をアップすることが可能です。

    5. バックアップ機能:データの定期的なバックアップが可能で、セキュリティも万全です。

  3. ミニマムコスト

    1. セルフプラン:2,316円/月(27,800円/年)

  4. メリット

    1. 弥生会計はクラウド上での管理が可能なため、初めて会計ソフトを利用する経営者にも親しみやすいソフトです。

    2. データの保存やバックアップ機能も充実しており、日常業務を安心して任せられるソフトとして高い評価を得ています。

まとめ


スタートアップにとって、会計ソフトは単なる「経理作業の効率化ツール」ではありません。
財務の「見える化」を通じて、経営の「見通し」を立て、健全な成長を支えるための重要なツールです。
リアルタイムのデータ分析や自動化機能により、経営者の意思決定をサポートし、資金管理のリスクを軽減します。事業が拡大しても長く使える、スケーラブルな会計ソフトを選ぶことで、限られたリソースを最大限活用し、スタートアップの成長を加速させましょう。

最後に


私たち【ledge ease(レイジー)】では、ベンチャー・スタートアップ企業に最適な会計ソフトの選定の無料相談を実施しています。
会計ソフトの導入やリプレイス検討でお悩みの個人事業主やベンチャー企業の経営者の方は、ぜひ当社のサービスサイトから無料相談のお申し込みをお願いいたします!

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