僕のお気に入りの PRODUCTS 005-Speaker stand buffalo horn
工房森の樹の木製スピーカー
僕がこれを見つけたのは 住んでいる田舎町のフリーマーケットだった。
テントに色々な出店風のが立ち並び、色々な職人たちののバザールで、溶接で繋いだ蚊取り線香スタンドを売っている店とか、小ロットで服を作っている会社のニット服だとか 陶芸作家の店とか、20軒くらいの出店が石畳が敷き込まれている狭い通路の両側にテントを貼り立ち並んでいた。
興味深く、うろうろ散歩していたら、木工製品を売っている店が目につき その中の一つにiPhone専用スピーカというものがあった。
アイフォーン専門スタンド式スピーカー これだけでも色々な形を作っていて、デザインも色々試行錯誤している。 結局僕が買ったのは左右にホーン型のラッパがついているデザインのものだ。
形状としてはもっと好みのタイプのタイプもあったのだけど この左右にラッパがついている形のものが一番音が滑らかで柔らかい音が鳴っていたので気に入って買ってしまった。
価格は五千円くらいだったと思うが、あとでネットで調べてみると通常価格は8000円していて、ちょっと得した感じがした。
音色について
電源など電気的な処理はしていないのに iPhoneをちょこんと溝の切れ込みに置くだけで音色が変わる この構造だが、よくみると溝の奥に高さ3mm 横15cm ほどのスリットが入っていて そのスリットから音がスピーカーボックスの中に入り、2個の木製スピーカー本から上に向かって音が拡散されるという構造になっている。
だから iPhoneは写真の様にiPhone下部のスピーカーの位置と、このスリットをピッタリと重ねる様に置くのが正しい置き方であると推測できる。
木製のホーンがスピーカボックスに連結されていて音がこのホーンに流れ込むだけで音色が変わるというシンプルな構造
木製の柔らかい壁面に音が当たって響き音色に響きと柔らかさを与えているのだろう。おそらくプラスティックや金属だとこんな音になら無いのではないだろうか?
形状によって色々音を試したけど、なんかいい音色に変わるのがこのダブルホーンタイプのこのデザインだった。
形について
デザインについては電源など一切使っていないので コンセントコードはおろか、充電や電池など一切いらない これだったら浜辺に持っていってアイフォンで音楽を聴いても壊れることもない。 ただ、このホーンの形状がニョッキリふたつ出ていて、お世辞にもかっこいいとは言えない。僕は機能性と形がまとまっていないとなかなか物を買う気にならないのだがこれはうーんと悩んだ末に買ってしまった。
iPhoneの近代的デザインにこの工芸作品みたいな感じがあんまり好きではない でもこのお手軽さは朝バタバタしている時に 音楽を聴きたい時にちょこんと載せるのはいい感じだ。 もっぱら今は部屋の中では boseに主役の座を奪われているけど、海でバーベキューしながら音楽を聴きたい時には大変重宝している。