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明日、マルチ商法をやっている友達の洗脳を解きに行きます!(シリーズ1)

どうも、こんにちはけんぞーです!
私は、20代で公務員退職、GAFAの内定を辞退し、大手上場企業に就職することを決意した「ビジネス戦闘力」を高めているビジネスマンです。ビジネススキルやお金の知識、本の紹介を発信しています!
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今回は、明日、大学時代の友人からマルチ商法の勧誘を受けたので、洗脳を解きにいってきます!!!

【経緯】

いつものように仕事に取り組み、充実な日々を送っていたある日、家に帰ると一通の連絡が

友人A
「久しぶり〜、いまどこでなにしてるの?」


「おおおお、久しぶり〜!!元気してた?今は、公務員やめて〇〇で働いてるよ〜」

友人A
「そうなんや、すげーな!最近仕事は充実してる?」


「忙しいけど、充実してるよ!!A君は?」

友人A
「俺はついこの前まで、仕事に追われて自分の時間なかったんだけど、今は仕事やりながら副業を初めて自分の時間を作ってるよ。(中略)kenは副業とかしてる?」


「副業はしてないなー。そこまで手が回ってないかな笑 A君は、どんな副業をしてるの?」

この時、私はA君はブログとかしてるのかな?と軽い考えを持っていました。

友人A
「俺は今、先輩から教えられたネットビジネスを展開してて化粧品の代理店のようなことを個人事業主としてやってるんよ!不労所得のようにお金が入ってくるシステムになってて、これのおかげで自分の時間もできて、自由な生活にたどり着いたんよ。それから、、、、、、、、」


「(ん?ん?これってもしかして、マルチ商法の勧誘ちゃうか?)」

友人A
「俺は、これを友達にも体感して若いうちからFIREをしてもらいたいんよ。あ、FIREって言うのはな、Fire Indepence Retire Earlyって言ってな、若くして、、、、、、」


「(いや、知ってる!、そうやって横文字使えてすげーやろ俺感出さなくてもええって、そしてこの流れ、勧誘したいんやろ?)」

友人A
「(中略)というわけで、kenもした方が絶対いいと思う。今の仕事に不満あるやろ?不労所得で自由な時間獲得できるぜ!しかも、あやしいもんやないからアメリカで上場してる企業の商品やし、アメリカやと普通に売られてるやつよ。一緒にFIREしようぜ」


「(はい、きたーテンプレみたいな勧誘やな笑。そして、ニュー◯キンね笑)えええ、俺にはできないよ〜(いろんな意味で)」

友人A
「お前一生社会の歯車で雇われでええの?俺は嫌やけどな」


「(めっちゃ、煽ってくるやんこいつ笑。まあでも、お金で騙される人を救いたいって気持ちはあるから、こいつの洗脳を解いてあげたいな)話聞くだけなら」

友人A
「よし、そしたら日程調整しよか!、、、、、、、」

ざっくりこんな感じです。というわけで、明日、マルチの勧誘を受けにいってきます!なんか、友人Aの先輩?に話を聞くみたいですね。まあ、いわゆる「親」ってやつですね。なので、明日はマルチ商法がビジネスモデルとして破綻していることをその先輩?とやらとAにアホなフリして質問していきたいと思います笑


さてさて、最近手を変え品を変え、特に大学生を中心に若者の間でマルチ商法が流行しているみたいですね。国民生活センターに被害の問合せが後を絶たないみたいです。
そもそも、ねずみ講とマルチの違いもよくわかっていない人がほとんどじゃないでしょうか?

【ねずみ講とマルチ商法の違いは?】

簡単に言えば、ねずみ講は「実態のないものを販売しており、金品の受け渡しが目的の別名:無限連鎖講と言われるもの」ですね。これは、商品がないので法律上違法とされます。

対して、マルチ商法とは「法律的には「連鎖販売取引」と呼ばれています。会員の数を連鎖的に増やしていくことにより、組織と利益を拡大していくというビジネスモデルになります。特徴的な点としては、商品の販売等に関する事業であること、紹介料などの利益が得られるとして勧誘し、代償に金銭的な負担を求めることなどがあります。」簡単に言うと、「商品の販売を目的として会員を連鎖的に増やしていくというものです。」
これは、ねずみ講と違い、「法律上は」合法です。

ねずみ講とマルチの大きな違いは、商品販売の有無にあります。ネズミ講はマルチ商法とは違い具体的な商品等の販売がないため、組織は新規会員の勧誘でしか収入を得られません。(計算上、2人勧誘していくのを繰り返すと28代目で日本の人口を超える計算です)詳しくは、こちら

あ、ちなみに、連鎖販売取引、ネットワークビジネス、マルチレベルマーケティング(MLM)は全てマルチ商法と同じことです!!

【じゃあなぜマルチ商法も悪いイメージがあるの?】

マルチ商法自体は、違法ではないのですが、その勧誘方法に問題があります。ここが、法律違反になってしまうんですよ。以下に、代表的な違反事例を紹介します。

例えば、「今からお茶しない?」でマルチの勧誘は、特定商取引法上OUTです。特定商取引法上、勧誘相手に対して、今からマルチの勧誘をしますよと目的をつげマルチを行う会社の名前、商品の種類を「勧誘の前に」明らかにせねばなりません。
だから、今回の僕の友人AもOUTだと思います

次に、特定商取引法は「絶対儲かるから!」「みんな幸せになるから」という誇大広告を禁止しています。

次に、「あとで、リンク送るので契約お願いします」というパターン
マルチを行う際には、マルチの契約を示した書面を渡さなければならないのでビジネスのシステムなどは書面にて説明しなければなりません。

最後に、マルチ嫌だなと思って解約の連絡を入れた時に20日以内なら解約可能ですが、応じてくれる人がほとんどいません。

上記に紹介したのは、ほんの一例であり、まだまだ多くの違反事項があります。なかには、おどしをかけて強引に契約させる人もいるみたいなので、特に若者の皆さんは気をつけてください。

【合法とは言え、、、】

マルチの典型的な勧誘に「ねずみ講と違って合法だから大丈夫だよ」といって会員にさせる方法がありますが、そんなときは、こう言いましょう

「法律上大丈夫でも、世間的に大丈夫と思われていないものをやりたくはない」

実際、この記事を読んでいる方の中にも「マルチってやばくね」と思った方いらっしゃるでしょう。あなたが思うように大半の人がそう思っています。
マルチ商法は、ビジネスモデルとしては上位の一部の人間しか儲かりません。昔からあるア◯ウェイやニュー◯キンの話が今あなたのところに来たと言うことは、あなたは鴨にされていると言うことです。そして、マルチ商法は確実に友達を無くします。そうなる前に、楽をせず世間から認めらる職業で勝負しましょう!


【今日の一言】

周りを見渡して「カモ」がいないということは、誰が「カモ」なのか明白であるが、それは自分では気づかない。


以上、一人でも多くの人がこの記事を見てマルチ商法に騙されなければ幸いです!次は、最近流行の投資詐欺について取り上げて行こうかなと思います。「ポンジスキーム」この言葉を聞いてピンとこない人は次回の記事も読んでおいて損はありません!!!

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