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社内のライブラリーを有効活用!「リープブックコンシェルジュ」

皆さん、はじめまして! リープの川田です。私は普段、お客様の商談やロープレ、コーチング中の対話などを分析する部署で、スキルの評価を担当しています。

・・・ですが、今回は評価についてではなく、リープ社内で担当している”ある”プロジェクトについて、紹介したいと思います。

そのプロジェクトとは、『リープブックコンシェルジュ』です。

リープでは、社内の交流や、個々の成長する機会を、促進するためのプロジェクトがいくつか存在していて、各メンバーが業務の合間を縫い、それぞれ個性を発揮しながらプロジェクトを運営しています。私が担当するリープブックコンシェルジュ・プロジェクトも、その一つというわけです。

リープには業務に役立つ書籍を集めたライブラリーがあります。数百冊を超える知の宝(本)が揃っているにも関わらず、貸出表を見てみると月に1~2人借りている状態。「もったいないな」と思っていた矢先、社長から『川田くんが仕事で役に立った本を、みんなに紹介してほしい』というお達しがあり、このたび“リープブックコンシェルジュ”に就任しました。

コンシェルジュの使命は「メンバーが抱えている(仕事にまつわる)悩みを解決するのに役立ちそうな書籍を紹介すること」。

しかし、実は私自身も、本は月に1冊借りればよい方で『読書家』と胸を張って言えるわけではありません。まずは、社内のみんなの悩みと良書を知っている社員がいないか、アンケートをとって探ってみることにしました。

すると、、

業務で困っていることは9割以上のメンバーが抱えていました

また、困っていることに対して本や動画、研修などで技術や知識を獲得するのに、時間がかかることも判明しました。

全員が「技術・知識の獲得には時間がかかる」と回答!

仕事で行き詰まった時は、先輩に聞いたり、ネットで調べたりすることがほとんどですが、「本を読んで解決する」という方法が加わることで、時間をかけずに新たな解決法が見い出せるかもしれない。忙しい先輩に気兼ねせず、ネットにはない、凡そ思いつかないようなアイデアも発見できるかもしれない。

また、「自分が悩んでいたことは誰もが悩むことだったのだ」と安堵を得ることにもつながるかもしれない——。読書の重要性を改めて感じる機会になりました。

今回のアンケートで「この本は仕事の役に立ったよ」と教えてくれるメンバーもいたので、彼らの推薦本を含めつつ、自分がこれまで読んできた本を「どんな仕事に役立てられるか」に焦点を当てながら、お悩みごとにカテゴライズつつ、紹介していくことにしました。

書籍を紹介する頻度は2か月に1回で、1度に紹介する冊数は5冊ほど。リープでは自社で開発した動画共有プラットフォームがあるので、そこへ動画とPDFの資料を両方投稿し、皆さんに見てもらっています。本の概要だけでなく、QRコードをつけて本の詳細を調べやすくするなど、工夫しました。

こちらをクリックすると、実際に投稿している動画をご覧いただけます

この自社プラットフォームは、YouTubeのようにコメントができる機能があるのですが、普段仕事以外で会話をしないメンバーとの交流が生まれ、社内の活性化にもつなげることができました。

私へのメッセージもいただき、手ごたえを感じています。情報の補足をさせてもらっています

紹介した書籍はPOPをつけて目立たせ、すぐに手に取れるようにこのようにまとめて置いています。

回を重ねるにつれて、ライブラリーをチェックするメンバーが増え、貸出表を見てみると推薦本やそれ以外の書籍も借りるメンバーが増えていました!

立ち上げから半年後にアンケートを実施。回答者全員、以前よりライブラリーに目を向けるようになったようです

最近は『読書の醍醐味を改めて実感できた!』『推薦本を読んで、それを業務に活かしている!』とポジティブな反応を示してくれるメンバーが多く、うれしいです。ブックコンシェルジュ冥利に尽きます!

これからも、アンケートをとったり、コメント機能で意見を交換したりしながら、メンバーの役に立つ書籍を紹介できるよう工夫していきたいと思います。

ブックコンシェルジュの続報、リープのユニークな取り組みを今後もご紹介していきたいと思います。お楽しみに。

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