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「自分には合わないかも?」から始まった会社での1ヶ月

リーナーに入社し、1ヶ月が経ちました。
入社前に抱いていた期待や印象が、この1ヶ月でどのように実感へと変わっていったのか。
そんな日々を自分なりに振り返ってみました!
12月入社なのでアドベントカレンダーのエントリーには間に合いませんでしたが、番外編として読んでいただけたら嬉しいです!


自己紹介

振り返ってみると、これまでの経験から「」や「との関係性」に対する興味を持つようになったと感じています。
学生時代、国内外で6種類の学校(公立・私立・共学・女子校・インター・日本人学校)で学び、それぞれの学校で様々な価値観文化校風に触れてきました。
特に、小学校時代に通ったドイツのインターナショナルスクールでは、1クラス22人中17カ国の生徒から成る環境で、「人の行動や発言そのものだけでなく、その背景を理解しよう」ということを意識するようになっていました。これが今の私の考え方のベースになっていると思います。

経歴

新卒では外資系の大手生命保険会社に入社し、代理店営業を担当しました。既存代理店との関係構築や、新規代理店の開拓に取り組み、その後、本社に異動し、代理店営業担当のサポート業務や営業部門向けのカルチャー推進(社内報の発行や対話会の企画運営)に携わりました。

そして、人事を志した1番最初のきっかけは、入社直後の新卒研修心理的安全性が高い場づくりに衝撃を受けたことです。その研修を通じて、「周りにどう思われるか」という内向きな意識が、「周りにどう貢献できるか」という外向きな意識に変わっていきました。このときに人事が採用だけでなく組織全体の成長に大きく関わることを知り、人事への興味を持つ出発点になりました。

さらに、配属後に自分自身や周りの経験から「組織における人の重要性」を痛感する機会が多くありました。そのなかで「人で悩むことを減らしてコトに向かえる環境をつくりたい。」という想いが強まり、人事のキャリアを目指す決意をしました。

リーナーとの出会い

採用された人材がその力を十分に発揮するには、そのあとの育成配置評価などのフローが一貫性を持って繋がっていることが欠かせない、と考えるようになりました。この一貫性が欠けてしまうと、個人が力を活かせず、組織にとっても大きな損失になるのではないかーーそんなふうに思ったからです。だからこそ、採用といった1つの領域にとどまらず、人事の全てに関わりたいという想いが強まりました。
そこで、縦割りや分業が進んだ大企業ではなく、多領域へ挑戦できるスタートアップを志望するようになり、理想ともいわれそうな高い目標を掲げながらも、日々、目の前事業お客様向き合うリーナーに出会いました。

入社して1ヶ月間で経験したこと

リーナーに入社してからの1ヶ月間は、驚くほど濃密でした。
50人以上のメンバーと「よもやま」(日常的な相談や情報共有の場)をし、営業同行をさせていただき、毎日BizやDevの会議に参加し、さらには忘年会にも参加しました。
これまでの社会人生活で、こんなに濃い1ヶ月を過ごしたことはないかもしれません。
体感では1週間ほどしか経っていないように感じるのに、気づけばもう12月が終わろうとしています。昨日月曜だったのに、あっという間にもう金曜日。そんなスピード感の中で、毎日新しい発見に満ちていて、夢中で過ごしてきました。

リーナーの掲げるバリュー

まず正直に言うと、1番最初にリーナーをよく知らない時に、バリューである「矜持」「不撓」「青春」という言葉を目にしたとき、(熱いな…!体育会系っぽい?自分には合わないかも…!)なんて思っていました(笑)
でもそこから面接で話をし、ブログやpodcastでリーナーを知っていくうちに、その印象は大きく変わってリーナーに惹かれていきました。

そして実際に入社してみて実感したのは、リーナーのメンバーは、ただ純粋にお客様のために」「日本のために」「チームのために」を考え、そのために行動するまっすぐな温かさ本気さがあるということ。
そして、入社した今も、そこに夢中になる気持ちは日々更新されています。

そのなかで、「矜持」「不撓」「青春」というリーナーのバリューは、言葉だけではなく、メンバーの考えや行動、文化に表れているのを感じます。
ここからは、この1ヶ月を通じて私が感じたことを書いてみようと思います。

矜持:人のためになっているのかを問い続ける

リーナーには、「矜持」というバリューがあります。これは、自分の行動が本当に誰かのためになっているのかを問い続ける姿勢だと感じています。バイヤーさん、サプライヤーさん、そしてリーナーが三方よしとなっているかを常に考え、もし誰かが不幸になる選択肢があるのなら、それを見過ごさず向き合い、解決しようとする。そんな価値観を大切にする人たちが集まっています。

たとえば、Bizサイドの営業。
「売上目標は達成しているけど、この提案は本当にお客さんのためになっているのだろうか?」と疑問に感じると、モヤモヤしてしまう。そんなメンバーがいます。たとえ社内でMVPを取って売上をあげたことが評価されたとしても、「もしかしてこのプロダクトで誰か不幸になっている人がいるかもしれない」「このプロダクトでお客様の課題を本当に解決できているのか?」と思うと、それ以上頑張るのがつらくなる。
今、こうした想いを持つメンバーが「お客様に本当に喜んでもらえる提案」をするために日々全力で向き合っています。

同じようにDevサイドでも、
「このプロダクト、社内で求められるまま開発したけど、本当にお客様の課題を解決できているのかな?もっとこっちの機能の方が使いやすいのでは?」と考えるメンバーがいます。こうした姿勢が、より良いプロダクトをつくり続ける力になっています。

実際、リーナーのプロダクトの会議に出ると、「そもそも」という言葉がよく出ます。Devサイドはお客様の声をそのまま聞いて機能を開発するのではなく、「そもそもなぜこの要望が出たのか?」という根本原因に立ち返り、課題解決を目指しています。さらにこの会議では、日々お客様と直接向き合うCS(カスタマーサクセス)メンバーも一緒に考え「この課題なら〇〇さんも同じように困っている」と、現場お客様の課題感温度感を共有しています。
このようにお客様の課題に真正面から向き合い深く掘り下げて解決しようとする姿勢こそ、リーナーの「矜持」だと感じます。

不撓:難しくても前に進む行動力

「不撓」というバリューもまた、リーナーでは欠かせないものです。これは、どんなに困難でも諦めず最善模索し行動し続ける力です。
リーナーでは「まぁこんなもんだよね」「しょうがないよね」と諦めることなく、「どうすればもっと良くできるか」を考え続け、行動を重ねていきます。

「よもやま」で、あるメンバーがこんな話をしてくれました。
「自分はそんなに強くない。入社当初はまだマインドもスタンスも足りなかった。でも、自分の弱さを認めて、周りに頼れるようになったときから変わった。」
その言葉に、ハッとしました。自分の弱さを認め、苦手な部分はより得意な人の力を貸してもらい、自分の強み活かし事業仲間に貢献する。
そうやってお互いの力活かし合い協力することで、新しい一歩を踏み出せる。そんな姿勢がチーム全体に影響を与え、プロダクト事業仲間、お客様発展につながっていくのだと思います。

私自身も、リーナーで「はじめて」の連続に向き合うなかで「不撓」の姿勢に励まされてきました。
調達という未知のマーケットで、大手からスタートアップへと新しい環境、営業から人事へと新しい職種、と新しい挑戦をしています。
簡単な道のりではありませんが、それでも「どうしたら次はもっと良くできるだろう」と考え続けることで、一歩ずつ進んでいると感じています。

青春:仲間と一緒に夢中になること

「青春」は、「不撓」の行動、挑戦の先に生まれる感情だと感じています。
それは、新しい知識視点を得る面白さ、一人では成し得なかったことを仲間と一緒に成し遂げる喜び、そして仲間へのリスペクト感謝の気持ちです。
リーナーには、多様な強みを持つ人たちがたくさんいます。
丁寧な作業が得意な人、仕組みを作るのが得意な人、改善をしていくのが得意な人、いるだけで周りの雰囲気を明るくする人…。挙げればきりがないくらいですが、それぞれが自分の強みを発揮し、お互いリスペクトし合っています。

たとえば、私は22卒で最年少ですが、私よりずっと社会人経験の長い方々から「言語化力がすごいね」とまっすぐ褒めていただくことがありました。
そうやって年齢や経験に関係なく、人としてフラット向き合ってくれる人たちが、私にとって大きな原動力となっています。
仲間たちと「どうしたらもっと良くなる?」と考え、意見を交わしながら前に進む
その過程で自然と感謝やリスペクトが生まれ、「もっと頑張ろう」と思える。これがリーナーで感じる「青春」だと考えています。

リーナーで働く日々がくれるもの

リーナーに2人目人事としてジョインしましたが、私自身、リーナーに入る前は人材業界のバックグラウンドがあるわけでも、人事の経験があるわけでもありません。
それでも、大事にしている価値観や考え方がリーナーのカルチャーと合っているからと迎え入れてもらいました。

そんななか、私は「自分は価値を提供できているのだろうか?」「リーナーのバリューを体現できているのか?」そんな葛藤を感じる瞬間もありました。
それでも、「よもやま」や営業同行、日々の会議を通じて、多くのメンバーお客様想いに触れるうちに、次第にその不安は薄れていきました。

これから

リーナーで働く中で感じるのは、「調達」という領域の大きな可能性です。この領域は日本ではまだ未開拓で、課題も多い一方、変革の余地無限にあります。その未来を想像すると、心からワクワクします!
現在、リーナーのお客様は製造業が主です。とはいえ、有形無形商材問わず、どの業界の企業でも「調達」という仕事は不可欠であり、あらゆる企業が課題を抱えています。日本ではまだこのマーケットに真正面から向き合う企業はありません。その意味でも、私たちがこの領域を変える意義は非常に大きいと感じています。

さらに、リーナーのプロダクトは、日々BizDev連携しながら進化し続けています。「デモを見ただけでお客様の目の色が変わる」と営業メンバーが嬉しそうに話すくらい、誇りを持てるプロダクトです。
こうしたプロダクトを提供し続けられるのは、リーナーに集まる多様な強みを持った尊敬できるメンバーの存在が大きいと感じています。

この環境で、私自身、調達の領域も、組織も、事業、プロダクト、メンバー、まだまだ知りたいことがたくさんあります。リーナーでの挑戦は決して平坦な道ではありませんが、だからこそ楽しいのだと思います。そして、何よりも、大人になってもこんなに夢中になれることが、本当に幸せだと感じています。
もちろん、目の前の「点」だけを見ると、大変かもしれません。新しいマーケット、新しい職種、新しい環境――どれもが簡単ではありません。
でも、全体で見れば、その「難しさ」さえも楽しめる。それがリーナーで働く面白さだと思います。

考えれば考えるほど、頑張る理由しかない。

だからこそ、これからも前に進み続けます。

リーナーで「調達の未来」を変えようと事業やお客様に向き合う全ての人が、挑戦し、力を注ぎ続けられる環境をつくる。
これからも、100人、300人、1000人、何人になっても、リーナーの仲間たちと共に「熱量高くコトに向かうことができる」その土壌を耕していくことに貢献していきたいと思います。


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