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初めて住んだ場所に行ってみた

先週末、溜まっていた個人情報掲載の紙ごみをまとめてシュレッダーしていたら、母の若い頃の年金納付済票管理手帳みたいなものが出てきた。(60年近く前の物!!)
数頁ごとに破いてシュレッダーにかけていると、ふと住所に目が留まった。
【国分寺市】

国分寺市??
はて? 私と弟が生まれた頃の話は、いつも【府中】って言っていたはずだけど…?
気になって、自分と弟の母子手帳を確認してみると、やはり国分寺市の住所が記載されていた。

Google Mapで、その住所を検索してみると、今もちゃんと存在していて、府中市と国分寺市の境目って場所だった。
なるほど、そう言うことか…。

白黒写真が残っているだけで、私自身は全く覚えていないその場所へ、昨日行ってみました。
電車で片道1時間半くらい。
国分寺や武蔵国分寺跡等をのんびり散歩しながら巡ったあとに、その住所を探しました。

国分寺薬師堂
国分寺


思い出の場所に行く時、私は必ず“イマジナリー両親”を連れていきます。(おかしい?)
父は晩年まで土地勘が鈍ることはなかったので、心の中で父に尋ねながら歩く。もちろん要所要所ではGoogle Mapを確認しながら。
探し始めて4~50分くらいかかってやっと見つけました。
(昨日は結構暑かったので汗だくでした)

当時はアパートだったと思うけど、今は立派な二世帯住宅が建っていました。
細い道の住宅地の一画。斜め前にかなり古い感じの2階建てのアパートがあったので、当時はこういうアパートが幾つかこの辺りにあったのかな…と想像しました。

平日昼間の住宅地で一人ウロウロしているおばさん。怪しまれるといけないし、何より疲れたので、あまり長居せずに引き上げました。
(闇バイトによる強盗被害も確か国分寺で起きていましたよね)

私自身は、懐かしさを感じることはなかったけど、若き日の両親がこの町で暮らしていたと思うと、道ですれ違った年配のご夫婦にも「お元気でずっと仲良く過ごしてください」って想いが溢れてきました。

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