目玉焼きを買う
ニトリで目玉焼きを買いました。
もちろん、ニトリは言わずと知れた生活雑貨・家具を取り扱うお店なので、食料加工品ではありません。買ったのはもちもちの目玉焼きクッションです。1,500円くらい。けっこうお手頃。
白くてまるい。真ん中に黄身が乗っている。
気が付けば、白くてまるいクッションやらぬいぐるみを手元に置くことが癖になっている。どうしてかはわからない。疲れ?ストレス?白くてまるいものがあれば、少しは癒しになると経験で知っている。そういえば昔付き合っていた人、部屋にたくさんぬいぐるみおいていたな。今思うと、彼も心が病んでいたのかな。
休日になると何もできない。急に涙が溢れて止まらない。自分の力だけではどうしようもないことや、力不足だったこと、すべて思い出して頭がごちゃごちゃになってしまう。ふいに怒りで髪の毛を毟りとりたくなるし、絶叫したい。全身をめちゃくちゃに叩きつけてやりたい。片付けが出来ない。化粧の仕方さえ忘れてしまいそう。
仕事はなんとか行けている。でも気持ちはとっくに限界。また苦手な調整業務を、苦手な人相手にやらないといけない。もうすべて他人に押し付けて逃げ出してしまいたい。わたしなんかがやるよりずっと適任な人がやったほうがいいにきまっている。
そういえば先週、精神科に電話してみた。どこも1か月以上、予約でいっぱい。みんな心が疲れている。めまぐるしく変化する社会に適応できない人、いっぱいいるんだね。どうしてこんな世の中になってしまったんだろうね?
そこまでして頑張って生きなければならない理由、何かあるのかな?
年末年始に頑張ると決めたこと、何一つ出来ていない。やっぱり私、休みと仕事を切り替えるのが絶望的に下手くそ。
「壊れていても構いません」。先週、ご縁をいただいて米津玄師さんのライブへ行きました。久しぶりのライブ。今の私には問題があるので、心の底から楽しめたか(=喜びという感情が動かされたか)というと、明確に答えられない(ごめんなさい)。正直立ち続けるのがつらかった。
でも、米津さんの誠実なトークに涙してしまった。生きづらさ、みんな大なり小なり抱えている。「壊れていてもかまいません」すごく強い言葉を歌に乗せるその責任を、彼なりに解釈して一生懸命伝えようとしていたのがとても心に響いた。
壊れている人間なりに、頑張って生きないといけない。今の環境は、出来損ないの私にはハードすぎるんだろうね。自分のことを人に伝えるのが絶望的に下手な私なりに、生きやすい環境を自分で説明して、みつけて、整えるための行動を起こさないといけない。