【空想エッセイ】番外編・キャラ紹介
今日の空想エッセイは番外編である。これまで作品に登場してくれた、4人の妖怪(と一人)について、実際の伝承を(うっすら)織り交ぜながら紹介する。
ぬらりひょん
伝承
江戸時代の妖怪絵巻などにその姿が確認できる。はげ頭の老人の姿で描かれることが多い。
岡山県の伝承では「海坊主」の一種とされる。この伝承については、大型のクラゲやタコを妖怪視したものと考えられる。このぬらりひょんと、妖怪絵巻のぬらりひょんが同一のものかは不明。
妖怪の総大将とされるが、後代における俗説であるとも。
空想エッセイ作品内でのぬらりひょん
作中では優しいおじいちゃん。みんなのまとめ役。甘いお菓子が好き。
ぬらりひょんに出会ったことで、僕は妖怪たちと仲良くなった。具体的に言うと、病院の待合室で隣だった。転寝していた僕を起こしてくれたのがぬらりひょんだった。
僕がハマったからという理由で日向坂46にハマる。一緒ににぶちゃんを推してくれているが、最近金村美玖さん(おすし)が気になって仕方ない。おすしの頑張りを見るために先日のRakuten GirlsAward 2024 A/Wに潜入していた。帰ってきてからは終始ニコニコして「おすしは素晴らしい」と言っている。ナルも強く同意している。誰よりも努力家の金村美玖は、尊敬すべき人間だと声を大にして言いたい。というか、国家に止められても言う。
好きな日向坂46の曲は『ってか』。
夜行
伝承
阿波国(今の徳島県)に伝わる妖怪。
大晦日、節分の夜、庚申の夜、夜行日に現れ、首切れ馬に乗って徘徊する一つ目の鬼。あるいは、首切れ馬そのものを指して夜行ということもある。
八王子に伝わる伝承では、首なし馬に姫君(女性)が乗る姿で現れるとされるが、これは夜行とは別でおしら様の類であるともされる(おしら様についてはまたいつか)。
空想エッセイ作品内での夜行
作中では首切れ馬と共に無類の酒好き。飲んだくれ。いざというときは頼りになる兄貴分。普段は少し酒臭い。
ぬらりひょんより遥かに若いのに、女性アイドルの顔の区別がつかないタイプ。男性アイドルはもっとわからない。夜行にとっての最新曲は、嵐の『Love so sweet』。
好きな芸人はオードリーと3時のヒロイン。
一番好きな曲はJimi Hendrix『Stone Free』。
『うたすと2』期間中『Bouquet de muguet』を聴いて、感動して泣いた。
一つ目小僧
伝承
特に悪さをするわけではないとされているが、関東地方(一部)の伝承では事八日に帳面を持って家々を回り、家族の運勢を決めたりするともされる。これが「どんど焼き」の風習につながっている。
空想エッセイ作品内での一つ目小僧
作中ではお菓子が大好きな甘えん坊。好物はあたりめ。人は襲わない。最近の鼻歌は『ウチの彼ピはインプレゾンビ』と『Simply』。
僕と一緒に動画を見ているうちに、日向坂46が好きになった。推しは藤嶌果歩さん(かほりん)。僕がいないときにも部屋で勝手にYoutubeを見ていることがある。
好きな日向坂46の曲は『見たことない魔物』。
「もし日向坂46に会えたら、僕の目、二つになっちゃうかも…」
(by一つ目小僧)
イッポンダタラ
伝承
和歌山県と奈良県の境にある果無山脈では、皿のような目をもつ一本足の妖怪とされる。果ての二十日(12月20日)に人を襲うとされる。
奈良県の伯母ヶ峰山では猪笹王というイノシシ(奈良県川上村の伝承では老いた猫)が亡霊となった姿ともされる。
空想エッセイ作品内でのイッポンダタラ
作中では気のいいお兄さんタイプ。言動が若干軽い。最近の果ての二十日には、人を驚かせて喜んでいる。
今年の果ての二十日に僕を連れて行こうと計画しているらしい。
一つ目小僧と一緒に日向坂46にハマる。推しは佐々木久美さん(くみてん)。
好きな日向坂46の曲は『君は0から1になれ』と『真夜中の懺悔大会』。
ナル
伝承
東北地方に伝わる妖怪(人)。大柄だが、メンタルが弱い。
最近の主な生息地はnote。それ以外にも岩手県での目撃情報が多い。
女性に振られた回数のギネス記録保持者。好きなタイプはよく笑う人。
弱点は大きな音。
好きなものは日向坂46。推しは丹生明里さん(にぶちゃん)。
空想エッセイ内でのナル
イケメン度3割増し。
本当はこんな感じじゃない。もっとダラダラしている。
以上キャラ紹介でした~。
今後も妖怪が増えるたびに、このページは更新します。