とある夫婦の会話
買い出しの為に車で移動中
ふと、工場の看板が目に入った。
「亜鉛メッキってどんな風になるの?」
運転中のオオニャムチ(相方)に質問する
「黄色になる」
「あー、なんとなく、想像がついた。
で、亜鉛メッキすることによってどうなるの?」
「えー、どうなるって、それだけじゃなくて上になんか塗るためのー。」
「あー、下地みたいなこと?」
「そうそう、カチオン塗装とか」
「カチオン、聞いたことあるけど、なんだっけ?」
「説明めんどくさいから自分で検索して」
「えー、分かった」
亜鉛メッキ
亜鉛金属を電気の力で析出させる方法と溶融させた亜鉛に浸漬することで析出させる2つの方法があり、高い耐食性を付与出来るメッキ処理です
カチオン塗装
水溶性塗料を溶かした槽に製品を浸漬させ、電気の力を使って塗膜を形成させます。 電気を使うため弱電部や強電部にはやはり多少膜厚にばらつきが出てしまいますが、メッキに比べると複雑な形状の製品でも比較的均一に表面処理することが可能です。
「電着塗装かー」
とビコニャ。
「某住宅メーカーの鉄筋も亜鉛メッキにカチオン塗装してあったと思う。」
「なるほどね」
ビコニャは10年ほど現場事務として働いていた。
応援としてプレス(5センチ四方のプレートに穴を開ける)や組み付け(上につながったインパクトで流れてくる機械にボルト付け)なんかをやったことがある。
火花飛び散る中を行き来していたし、工具室にも居たので無駄に工具にも詳しい。
事務として入った同期の中でも一番ヘルメット着用していた。
もちろん、愛知に有る某自動車会社の関連企業での事でした。
そんなこんなで他では繰り広げられないであろう夫婦の会話のお話でした。
なかなか見てくれる人も
スキしてくれる人も
コメントしてくれる人も居ないと嘆いているくせに
こんな投稿をしていてはダメだ。
もっとウケを狙ったほうがいい。
そう思っているのにこれだから。。。
カチオン塗装が懐かしくてついつい投稿してしまいました。