『組織が変わる』無意識に意識的に介入する習慣
無意識に意識的に介入する「リフレクションの技術」
「あなたの行動の95%以上は無意識の行動です。」
そう伝えられて、あなたは納得できますか?
人間は意識しなくても呼吸をしたり、心臓を動かしたり、周囲の気配を感じたり、汗をかいて体温調節をしたりなど、無意識の自律神経に頼って生命を維持しています。
そして、自律神経の働きだけでなく、良いも悪いも習慣としている行動や癖や、訓練された反射的な行動などなど、人間の行動のほとんどが無意識なのです。意識できている行動は極めて限られています。
「あなたの行動の95%以上は無意識の行動なのです。」
そして、あなたの日々の無意識の行動が、あなたの人生を作っています。
つまり、無意識を意識的にコントロールすることが、自分で自分の人生を主体的に選ぶことなのです。
無意識に意識的に介入する「リフレクションの技術」は、そのための決定的な取り組みの一つです。
それは誰にでも出来るシンプルな取り組みです。
無意識でしてしまっている行動、無意識に流してしまっている行動に、意識的に介入するのです。
何が大事なのかを考える。
大切なことに丁寧に取り組む。
日常に新しいことを見つける。
あらゆることに良い面を知る。
思い通りにいかないことにも意味を見つける。
ゆっくりとした呼吸をする。
心の中で呟いている声を観察する。
ありのままの自分を受け入れる。
嫌いな自分ではなく心からの望む自分らしい行動を選択する。
感情に流されない。
などなど、
大切だと知っていてもついつい忘れてしまう無意識に意識的に介入するのです。
そして、日々愚直に取り組んで継続し続けている人達は、圧倒的な結果を生み出しています。意志を持って充実した成長を実感しています。自分のやりたいことに一生懸命に生きています。大切なことに役割を果たす人生を過ごしています。
そして、そんな無意識に意識的に介入する「リフレクションの技術」を習慣にしている人達が集まる組織とは、圧倒的な結果を出す組織です。
極めて生産性が高く、自律的で活気のある組織です。時代や環境の変化に柔軟に力強く適用しつづける組織です。自分の可能性に挑戦し応援しあう組織です。
「リフレクションの技術」が求められる組織
大量消費大量生産の時代には、求められる機能を最大限に発揮するだけの要員が組織に求められてきました。右向け右、黒いものでも白、家庭や私生活を犠牲にして24時間働ける企業戦士が求められ重宝されてきました。社会的に絶対的な正解があり、正解を着実に実行できる社会の部品としての要員が育成されてきました。
一方で、急激な技術革新とグローバル化が進み、変動性が高く、不確実であり極めて複雑で、曖昧な時代となりました。今までの常識が通用しなくなりました。予測不可能な世界において、その時々の正解を柔軟に機敏にダイナミックに見つけることが必要となりました。今までの常識に囚われることなく、変化に柔軟に機敏に対応できる自律的なリーダーが求められているのです。
そんな社会の構造変化の中、変化に対応しきれていない人たちが残念ながら社会には溢れています。
言われたことだけをやる。
言われたこともやらなくて良い理由を探す。
今までやっていたとの理由だけで無駄な仕事を続ける。
新しい事をやらなくて良いように無駄な仕事を見つける。
自分が出来ることだけを増やすために無駄な仕事を増やす。
そんな多くの時代の変化に対応できない要員が、組織の大きな障害・ボトルネックとなっています。過去の常識に囚われて変化を拒み、現状維持する無意識の落とし穴にはまっているのです。
そして、無意識に意識的に介入する「リフレクションの技術」が、無意識の落とし穴から抜け出す解決策になります。
無意識に意識的に介入する機会が、無意識に流されて見ないことにしていただけの『自分の可能性、人生で心から大切にするもの・こと、家族への役割、組織における現状を超える役割、仕事のやりがい、組織を超えた役割』などに気づくきっかけとなるからです。
視界が変われば、思考が変わり、行動が変わります。圧倒的な行動が結果につながるのです。
Global Challenger Inner Circleは、脳と心の科学的理論に裏付けされた、無意識に意識的に介入する「リフレクションの技術」を実践するリーダーを育てます。リフレクションを実践するリーダーは、根拠と確信を持って「リフレクションの技術」を習慣化する仕組みを仲間につなげます。そんなリーダーとその仲間が、時代の変化に対応する自律的な組織風土を作るのです。
リフレクションの技術の実践により、『自分の可能性に挑戦する仲間がつながる、みんなが笑顔で挑戦し応援しあう組織』『無意識への意識的な介入を習慣化する自律的な組織』が社会により良い大きなインパクトを与えると確信しています。
そんな思いに共鳴して下さるリーダーとの出会いを探しています。
ご連絡をお待ちしております。
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