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京都 東山浄苑でのリーダーシップ研修

色々なご縁がつながり、大手金融機関 女性社員の二泊三日のリーダーシップ研修を京都 東本願寺 東山浄苑にて実施致しました。普段はテキサスの自宅からオンラインが中心ですが、今回はリアルでの対面研修を故郷の京都で開催できました。

研修の目的は、女性ならではの『多様性を組織の力』とする自律的なリーダーの育成です。大手金融機関から10名の選抜女性メンバーが、普段接することのない部門や地域を超えて集まりました。メンバーの中には時短勤務で家庭と仕事を両立している母親メンバーも数名、父親と子供たちに家を任せて参加頂くことが出来ました。

通常提供している「脳と心の科学的理論」を実践する自律的なリーダー育成プログラムに加えて、『多様性が組織の力』となることを実感する豪華な特別講演を調整しました。ご協力頂いた、小学校からの幼馴染の宗教家、とある活動を共同で推進中の友人、開店日ではないお店で出迎えてくれたパティシエの叔父に心から感謝しています。

また、歴史的な由縁のある東本願寺 東山浄苑の特別な会議室をお借りし、本堂でのお朝事にも二日間参加させて頂くことができました。普段は体験できない特別な空間の体感が、新しい視点、新しい触発、新しい自己表現、そして、現状からの積み上げではない現状を超える一人ひとりのビジョンに意識を向ける貴重な機会につながりました。


ダライ・ラマ法王も訪問された寺院

研修の最後の感想の共有では感極まるメンバーもいる中、参加メンバーからは非常に高い評価(5点満点で4.6点)と力強い前向きなメッセージを頂くことができました。また、「人生で多面的な明確な目的意識」「組織での役割と日々の実践」「自分の可能性の実感」といった調査項目で、研修前と比較して終了後に大きな変化を確認できました。

「現状を超える自分のビジョンとそれを実現する自分らしさを意識的に選択し、様々な無意識に意識的に介入する訓練(セルフ・コーチング)の日々の実践により、自分自身にリーダーシップを発揮する。」

言葉にするとシンプルですが意識的な実践が大切な内容を、論理的な理論だけでなく体感としてもご納得頂けたと思います。そして、特別な空間や講師との接点が、一人ひとりの無意識に非言語でも伝わる機会になったと感じています。

これからの日々の実践では、無意識に他人のゴミを目にしたり、ゴミのような自分の感情に囚われることがあると思います。抽象度が下がり自分よがりになって、思うようにならないこともあると思います。しかし、生活ゴミのように、ゴミは生きていく為には避けられません。避けられないゴミに囚われることなく過去に流し去り、必要のない評価・判断することなく、ありのままに受け入れた上で、ゴミはゴミ箱に常に整理整頓していきましょう。

「自分の可能性」を実感したこの合宿研修の記憶が、現状を超えていくこれからの日々の実践を支える心のスイッチとなると嬉しく思います。

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