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『幸縫う秋』 ひらがな46文字のアナグラム詩その34

今日

八百の神

舎人
越え

何もせず

他所へ
まわるを


褒め
知らぬ

幸縫う

秋は

色づいてゆく

けふ

やおのかみ

とねり
こえ

なんにもせす

よそへ
まわるを

たれ
ほめ
しらむ

さちぬう

あきは

いろついてゆく

photo & words by なおみ

* アナグラム詩『桜ほろ散る』仮名46文字のアナグラム詩その19をご紹介下さったyokoさんへ捧げます🍁

*情景* 八百よろずの神が出雲へ出かけてしまって不在という10月(神無月)。秋はそれでも幸せを縫いながらゆっくり色づいてゆく。

* 「あ」から「ん」までの46文字を1回ずつだけ使っています。

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なおみ
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