見出し画像

はじめに

ライフスタイルの変化と温活


私は服が好きです。最近ではおこもりが続き、人に会う機会も以前に比べて減りましたが、誰に見せる訳でもなく、好きな服を身に付けて生活することで、日々のモチベーションを維持しています。

自分のファッションを考えたときにベースになっているものは、冷え性やIBSの経験です。元々腸が弱かったのですが、30代半ばで生活上の無理がたたり、過敏性腸症候群(IBS)になりました。IBSは今思い出しても辛い経験でした。ほぼほぼ改善するまでに2、3年かかりました。その後は不妊治療を経て出産をして1児の母となり、現在は更年期の扉を開く年代に入りました。そういったライフスタイルの変化とともに続けてきたのが温活です。

温活と服選び


私の服を選ぶポイントは、①ときめくデザインか②天然素材か③ホームクリーニング可能か、の3点です。

①は少しひねりがあって遊び心のあるものが好きです。②は冷えとり関係の本を出されている方と以前お仕事で関わった際に、天然素材が良いと教えてくださって以来、品質表示は欠かさずチェックしてから買うように。それ以来季節に合った天然素材を選んで着用しています。そしていくらデザインが好みでも、天然素材でなければ買うことがなくなりました。(ちなみに天然素材が80%あれば許容範囲としています。)最後の③はずばりコスパの問題です。週末は息子と公園で遊んで服が汚れることもしばしば...できれば家でじゃぶじゃぶ洗いたい!というわけで、ニット以外の話ではありますが、ドライクリーニング表示のものはなるべく買わないようにしています。

イタリアブランド「VIVETTA」のWOOL100%のニット。インパクトのある模様と派手なピンク色が冬の装いの差し色になってお気に入りです。


もう1点のこだわりとして、冷えとりには欠かせないアイテムである、シルクの腹巻きを愛用しています。春夏は薄手、冬は厚手のものと使い分けていますが、基本的には一年中着用。お腹が弱いこともあり、身につけているとなんともいえない安心感が得られる、私のお守りアイテムです。

基本的にはゆる〜く、時にはあつい(かもしれない)温活にまつわるお話を、デザイナー視点で発信していけたらと思っています。

文・高玉あすか
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ・ディレクター。グラフィックやWEB関連のデザインを担う。1児の母。日本メディカルハーブ協会認定 ハーブ&ライフコーディネーター。

※見出し画像は、MARGARET HOWELLのウール素材のルームソックスと、ドイツのfashy社の湯たんぽ。赤いくまのカバーに入れて使います。

LIFE DESIGN BOOKS & MEDIA
self doctor Web