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ワタクシ的お正月の準備①【黒豆の調理の記録】



黒豆を煮てみたい

クリスマスが終わった瞬間、スーパーの食品売り場が一瞬にしてクリスマスモードからお正月モードに切り替わるのを見るのが好きです。

昨日まで高かったものが捨て値で売られてたり、昨日まで100円で買えたものが400円くらいになってしまってたり(主に三つ葉)、後で買おうと思ってたら売り切れてたり。

私がクリスマスが終わるまでに購入しておいた方が良いと思うお正月商品は4つ。

①『お正月おせち用の紅白蒲鉾と伊達巻きとなるとが入った1080円くらいのセット』
②『黒豆を煮たパック詰めになっているもの※お正月用ではないもの』お正月用よりかなり安価なので。
③『比較的安価で大量に入っていない栗きんとん』
④『お年玉袋』

今年は①④はクリスマス前に購入できましたが、②と③は購入するのを忘れていて、③はなんとかそこそこの値段の物と巡り合えたのですが、黒豆は気が付いたら影も形もなくなっていました。

▲これは10袋パックだからお値段高いですが、スーパーだと安く買えますよね。

私はそうでもないんですが、小学生キッズが黒豆が好きなんですよね。
じゃあ今年はちょっと高価な黒豆を買おうかなと思ったのですが、その時に視界に入ってきたのが煮る前の、豆の状態の黒豆。

そういえば昨年の秋から冬のクールで「きのう何食べた?」というドラマをやっていましたよね。

実は私は、よしながふみ先生の大ファンなので、この作品の原作も全巻初版で持ってます✨

確か主人公のシロさんが黒豆を煮る話があったんですよ。

黒豆のレシピは単行本の9巻に収録されてます。
実写化作品だと劇場版で紹介されています。


豆を煮るのは楽しいので、今年は頑張って黒豆を煮ることに決めました。
シロさんのレシピを真似してみましょう。

私が所有している『きのう何食べた?』の単行本は友人に貸してしまっているので、アマプラので配信されてる映画などを見ながら黒豆を煮ていくことにしました。

そうそう、黒豆を煮るのならあれが必要ですよね。
鉄玉子。
シロさんも使っていましたね。

鉄玉子を求めて

黒豆を煮るときは鉄玉子とか錆びたくぎを入れた方が豆が黒々と綺麗に仕上がるそうです。
昔一回だけ黒豆を煮た時に錆びたくぎを消毒してから入れてみたんですが、何となく衛生的に納得がいかなかったのでその時の黒豆はあまり食べませんでした。
なので今回はきちんと鉄玉子を購入しましょう。

スーパーの調理器具売り場で鉄卵を探しますがなかなか見当たりません。
近くを通りかかった若い女性の店員さんに鉄卵はあるか聞いてみると『少々お待ちください』と言って小走りで去っていきました。
数分後、小さい端末機で何かを調べながら「多分これだと思うのですが」と言って彼女が指を刺したのがこれ。

卵には見えないけど…?

見た目は鉄玉子とは全然違いますが、鉄玉子のように使える鉄製のプレートだそうです。

穴が開いてるので菜箸でもつかみやすそうですね。
扱いやすさ抜群で素晴らしい!

今回はこの鉄卵的な物を購入して黒豆を煮ることにしました。

黒豆の調理時間について【逆算は大事!】


師走っていうくらいなので12月は忙しいですよね。

私も12月29日くらいまで色々バタバタしていて黒豆の下準備をするのをすっかり忘れていました。

黒豆を煮る準備をするのを忘れていたのに気が付いたのが30日のAM4時頃。
寝ながら思い出したので飛び起きちゃいました。

今回の黒豆の調理時間は豆に水を吸わせる時間で一晩、煮る時間で8時間。
一晩を8時間と仮定すると下準備を始めてから16時間かかります。

先に書いちゃいますが、今回豆に水を吸わせる時間が10時間では足りなかった気がするので、30日に完成させたいなら準備は29日の夜には始めた方が良いのかもしれません。

今回は30日のAM4時位に黒豆に水を吸わせ始めて、PM2時頃に煮始めました。

ワタクシ的クッキングの記録【お正月の準備①】黒豆

【用意したもの】
・黒豆…150g
・醬油…大さじ1と2分の1
・砂糖…120g(三温糖80g+グラニュー糖40g)
・塩…小さじ1
・水…1000cc

※砂糖が三温糖とグラニュー糖なのは、普段使っている三温糖をきらしてしまっていたからです。足りない分は急遽グラニュー糖で代用しました。
元のレシピは普通の砂糖なんじゃないかと思います。

戻す前の黒豆。
小さくてかわいい。

①黒豆はよく水で洗い、ザルにとって水気をとる。
②鍋に水を1000㏄入れて沸騰させる。
③沸騰したら火を止めて熱いうちに、醬油大さじ1と2分の1、砂糖120g
、塩小さじ1と洗った黒豆150gと鉄玉子を入れて一晩おく。

鉄玉子も一緒に沈めます。
イイ感じに戻ると良いですね✨
10時間経過した黒豆。
『何食べ』の映画版でシロさんがつまんでた黒豆には全然及ばないシワシワさ加減。
少し戻し足りない気がするのですが、時間が無いのこのまま次の工程に進めました。

④鍋をあえて強火にかけて煮立たせて、浮いてきたあくをしっかりと取り除く。
あくをとったら水をさして再び煮立たせる。
この工程を二回くらい繰り返す。

シロさんが言うようにあまりあくが出ませんでした。

⑤火加減を極弱火にして8時間煮る。
(映画には煮込んでいる最中の描写はなかったのですが、8時間も煮ると水分が飛んでしまって足りなくなるので、私は3回くらいさし水をしました。さし水をするたびに一回強火にして煮立たせて、浮かんできたあくを取り除いてました。)

⑥8時間後、豆が柔らかくなってるのを確認したら完成です。

完成しました!
時間がかかった!
別のタッパーにも入れたのでこれが全部ではないです。

完成した黒豆を見て思ったことが。


「なんか、シワシワ?」

見た目が、良くない😨

③の戻し時間が足りなかったからでしょうか。
豆がぷっくりしてない気がします。
食べてみるとまあ、味は普通に美味しいし、ビックリするほど固いわけでもないのですが、ほんの少しだけ固さを感じました。

最初の方にも書きましたが、黒豆の準備は
12月30日に完成させたいなら準備は29日の夜には始めた方が良いのかもしれません。

ここを見ている2024年の年末に黒豆を抱えて作り方を確認しているであろう私へ。


その日が12月30日だったらもう手遅れだよ!
ちゃんと思い出してね!
2024年1月7日の私より!

家族の反応

まずは何を食べても「美味い」という夫の反応。
・「美味い!」
いつもありがとうございます…。

次に最近なんだかんだ文句が多くなってきているな小学生キッズの反応。
・「美味しいんだけど、これじゃない。甘さが足りない」
そして、あまり食べない…💦
うそーん😱
まあ、既製品の方が甘くておいしいよね。
これは上品な甘さって感じの味だもんね。

しかしまあ、12月30日のうちに完成して良かったです。
味付けに関しては、作ってから日が経つうちに豆に甘さが染み込んでいくようで、作った当日より3日後くらいからがより美味しかった気がします。
※あくまで個人の感想です※

個人的感想と来年への注意点


・塩はもう少し少ない方が私の好み。
・子供は甘い方が好きだから、砂糖の量も検討してみようかな。

12月30日は他にも『なます』と『松前漬け』を作りました。
そちらの記録も記事にしていきたいと思います。

続く

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