ワタクシ的お汁の透明なおでんの調理の記録
おでんの汁って普通は濁ってるよね?※10年前の私の意見
確か10年ほど前。
ちょうど今くらいの季節に夕飯におでんを作った時のこと。
夫が「なんかうちのおでんって、汁が濁ってるよね?」と言い出しました。
は?
濁ってる?
おでんの汁って濁ってるもんなんじゃないの?
憤りながら夫に詰め寄ると「違う違う、文句言ってるんじゃないんだよ?」とのこと。
「例えば、コンビニのおでんって、汁が透明だよね。」とコンビニバイト経験者の夫が語り始めました。
でもあれは、もう味が染み込ませてある状態で種類ごとにパッケージに入っているものをおでんのお鍋で温めているから濁らないんじゃないのかな?
しばらく二人で話し合った結果「沸騰させなければおでんの汁は濁らないんじゃないのか」という結論に行きつきました。
確かに私が当時作っていたおでんは、白濁した汁のおでんになっていた気がします。
当時の私のおでんの作り方。
①大根の下茹でをする。
②卵を茹でる。
③こんにゃくなどの用意をする。
④練り物を油抜きする。
⑤材料全部をだし汁で煮込む。
確かこんな感じ。
大根や卵の煮物を作る時、煮込んでる煮汁は濁らないですよね。
練り物を煮込むから汁が濁ってしまうのではないだろうか。
練り物からしみ出してくる油のせいで汁が濁ってしまうのではないだろうか。
私と夫の脳裏にそんな仮定が浮かび上がりました。
どうすれば汁の濁らないおでんになるだろうか。
考えに考えてたどり着いたのが今回の記事の内容です。
10年間この作り方で作っている汁の透明なおでんの作り方を記録します。
至らないらない点などあるかもしれませんが、大目に見てくださいね。
ワタクシ的お汁の透明なおでんの調理の記録
【用意した物】
・大根…949g
・大根の下茹で用お米…大さじ1
・玉ねぎ小…3個(合計361g)
・ジャガイモ小…3個(合計319g)
・卵6個
・白滝…一袋380g
・こんにゃく…一袋240g
・牛筋…368g
・結びこんにゃく…一袋
・油揚げ…3枚
・お正月の残りのおもち…2枚
・特売品になってたちくわ…6本(グラム数メモ忘れ)
・おでんの練り物セット…一袋
・はんぺん…2枚
・みりん…大さじ4
・白だし…200cc
・紙パックの万能だし…一袋
・水…2500cc
2013年にメモしたおでんのレシピには『オイスターソースを適量入れると美味しい』と書いてありましたが、今回作る時にはすっかり忘れてました…。
①おでんを作る前日におでんの具材の買い物を済ませておく。
※翌日の朝から作るので、これが最重要案件です。
②買い物の翌日の朝からおでんの下ごしらえを始める。
今回はAM7時半くらいから始めました。
③ジャガイモと玉ねぎは皮を剥く。
卵は茹でて殻を剥いておく。
④牛筋は茹でこぼしをする。
うちのおでんには牛筋を入れます。
牛筋がメインと言っても良いくらいみんな大好きです。
今回最初に買い物に行ったスーパーで国産の少ししか入ってない牛筋しか手に入らなかったので(左のパック)、数点店舗のスーパーを回り沢山入っているパックも入手してきました。(右のパック)
茹でこぼしの詳しいやり方はこちらの記事に書きました。
今回、圧力をかける時間が少し長かったみたいで柔らかくなりすぎちゃっていました。
次回から気を付けようっと。
茹でこぼし↓牛筋を串に刺していきます。
既にホロホロしちゃってて刺しにくいったら( ノД`)シクシク…
⑤大根の下茹でをする。
鍋に分量外の水を大根が浸るくらいに入れて、大さじ一杯分のお米を入れて20分くらい弱火で煮る。
本当だったら米のとぎ汁で煮たいところです。
どうしてお米のとぎ汁やお米を入れて大根の下茹でをするんだろうと思ってたんですが、苦みが取れやすくなるんですってね。
⑥こんにゃくを4等分に切ってから、1/2の厚さに切っていく。(8等分になります。)
⑦白滝を軽く水洗いしてから結ぶ。
白滝は結んであるものを買う方が全然楽ちんなのですが、家族はみんな大好きなおでんの白滝なのでいっぱい食べたいから自分で結びます。
説明が面倒だったので動画を撮ったのですが、noteにUPする方法がよくわからなかったのでX(旧Twitter)にUPした動画を載せますね。
▼白滝のむび方はこちらの記事にも動画を載せました▼
⑧こんにゃくと白滝は熱湯で湯がいてあく抜きをする。
⑨もち巾着の準備をします。
油揚げ3枚は開きやすいように菜箸で表面をコロコロしてから半分に切り中を開きます。ちくわ1本だけをもち巾着用に6等分に輪切りにします。
⑩練り物の油抜きをします。
鍋にお湯を沸騰させて、⑨の油揚げとちくわと、それ以外の練り物全部を沸騰したお湯に入れ10秒くらい待ってからザルにあけます。
⑪油抜きした油揚げと輪切りにしたちくわを使ってもち巾着を作ります。
もちを細かく切り中を開いた油揚げに入れます。
輪切りにしておいたちくわで封をして完成!
▼油揚げの巾着の閉じ方は、こちらでも記事にしました▼
⑫家の中で一番大きい鍋を取り出して、皮を剥いた玉ネギ、茹でた卵、下茹でした大根、あく抜きしたこんにゃくと結んだ白滝、結びコンプ、水2500cc、白だし200cc、みりん大さじ4、紙パックの万能だし一袋を入れて30分くらい煮る…つもりだったんですが、夫に鍋を任せて買い物に行ってたら30分で火を止めてくれてなくて1時間煮ちゃいました( ノД`)シクシク…
⑬ ⑫の鍋に油抜きした練り物全部と茹でこぼしして串に刺した牛筋を入れて(牛筋は串から外れないようにそーっと端っこに入れて)蓋をしてひと煮たちさせる。
⑭毛布(ひざ掛け?)の上にバスタオル、新聞紙、鍋敷きの順番に載せていき、⑬のアツアツのおでんが入った鍋を包んでいく。
夕方まで部屋の端っこのひっくり返さなそうなところに放置。
今回はAM11時30分くらいからPM6時40分くらいまで放置しました。
大体7時間ですね。
⑮晩御飯の時間になったので開封してみましょう。
鍋はまだ熱々。
開封時、湯気が少し出た。
これが私の目指していた『汁の透明なおでん』です!
今年も無事に完成しました!
汁の透明なおでんをいただきましょう!
今回作ったおでんは3人で二日分くらいの量なので、少し小さいお鍋に入れ替えてから少し温めましょう。
教訓【温め直すとつゆは濁る】
あれだけ気を使って作ったおでんの汁が濁ってしまいました。
でも、まあ、これくらいなら許容範囲ですよね!
多分、味は一緒だと思うし!
私はおでんの昆布が好きなので、まずは昆布からいただきます。
そして、牛筋→結び白滝→大根→玉ねぎ→こんにゃく→もち巾着→卵→その他といった感じで食べ進めていきます。
今回は牛筋が国産の物と外国産の物、二種類入っていたので食べ比べてみましたが、あまり味に差はなかったように感じました。
どちらもとっても美味しい。
茹でこぼし時に柔らかくなりすぎてしまいましたが、練り物と同じタイミングで鍋に入れたので、ちょうどいい感じに仕上がりました。
逆に茹でこぼした時点でぶるぶると固い状態の牛筋を練り物と同じタイミングで鍋に入れちゃうと食べるときに結構しっかりした食感が残った牛筋になってしまいます。
入れるタイミングは牛筋の柔らかさで決めると良いのかもしれないです。
あとね、やっぱり私がお勧めしたいおでんの具は玉ネギ。
トゥルーンとしたとろける食感で最高に美味しいのです。
大きいと鍋の中で存在感があって邪魔なので玉ネギは小ぶりの物を選んで買って入れます。
小学生キッズも牛筋がうまいと言ってバクバク食べてます。
いいね、肉を一杯食って是非とも大きく育ってくれ!
夫も、もりもり食べてます。
冬のおでんってやっぱり良いものですね!
本当はおでんにタコも入れてみたいのですが、牛筋が入ってるのにタコも入れたら予算オーバーになってしまうのでなかなか入れる機会がないですね。
私もむせかえるほどのからしをつけて沢山おでんを食べました。
今年のおでんも美味しかったです。
ごちそうさまでした。
そして翌日
温めなおしたら、このざま。
以上
ワタクシ的お汁の透明なおでんの調理の記録
でした。
あれ、何か忘れてるな…。
あ…‼
はんぺん入れるの忘れてた💦
※はんぺんは食べる直前に温めるときに汁に載せて温まった物を食べましょう。
▼忙しい時は煮てある牛筋が便利かも▼
▼いつかこういう高級な練り物のおでんを作ってみたい▼
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