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Vol.213 数字は誉めるために使え!〜最下位結果の中にも1番の数字がある!〜

おはようございます。

「人間理解」を追究して
ウェルビーイングな社会をつくる
株式会社ロジック・ブレイン
広報担当中川由理です。


今日の出来事

全ての店舗の中で売上が一番低い店の店長を務めるMさん。年間を通して業績が悪いので、みんなが楽しんで取り組める話題性が欲しいと思いながら努力を続ける日々。

全店舗の中で最下位とはいえ、お客様が来ない訳でもなく、お店の雰囲気が特別悪いということでもなくて、スタッフはみんな仲がいいのが嬉しい限り。

しかし、ただ仲が良いだけで売上が伸びることはなく、秋の中間発表も期末の発表もいつも最下位で悔しい思いをしていたそうです。

   
それでも周りの期待に応えようとしていた数年前の成績発表の時、思いもよらないことが起こったと話してくれました。

 
毎年、年間の数字によって優秀な店舗や個人が表彰されるのですが、M店長は他店の数字を見ながら、どうしたらその数字を出せるかと次期のことを考えていました。

   
すると・・・

そこで本日ご紹介するのはこちら
人的資本って会社の役に立つの?人的資本ガイドラインISO 30414について学ぼう!第1回:人的資本とは

人的資本という言葉はよく聞くけれど、果たして会社の役に立つのでしょうか?そんな素朴な疑問を一つずつ解決できればと、今回から始まったISO30414の記事。ぜひ参考にしてください。

さて先ほどの続き・・・

なんと、これまで一度も呼ばれたことのないM店長の店舗が表彰されたのです。それは、アンケートの回収率が1番だったというものでした。

お客様の数に対して、アンケート回収率は70%。どこの店舗よりも高い回収率だったのです。これまでは表彰の対象ではなかった「回収率」。

もちろん回収した数では、他店には及びません。しかしご購入いただいたお客様一人ひとりに丁寧な接客を心がけ、その声を今後に反映しようとする心がけが導いた「回収率1位」という結果でした。

その数字発表とともに表彰されたM店長は、スタッフ全員で大喜び!その後のお店の雰囲気はさらに良くなり、その頃から売上も少しずつ伸びるようになったと言います。

実はこの数字。M店長のひたむきに努力する姿を見た役員が、なんとかM店長の店舗に1位を取らせてあげる数字はないか、と探し抜いた数字だったそうです。

今までなかった賞とはいえ、1位には間違いないのです。そしてこの表彰で、M店長を中心にお店がさらにまとまったのは言うまでもありません。

会社全体からすると、たった一つ賞を増やしただけ。そして「数字」を出しただけで、それほどの労力ではありません。

それが後々の業績に響くほどの効果があったとMさんは当時を振り返って笑います。あんなに売上が伸びなかったのに、その役員の提案ひとつで大きく変わったのです。そしてその役員から「数字は誉めるために使え!」と教わったと話してくれました。

今の状態やこれまでの実績を正直に表してくれるのが「数字」。良くも悪くも使われる印象ですが、誉めるために使うものという認識もあると、少し見方が変わりますね。

現状を正確に把握できるものであり、現状を正確に評価できるものでもある「数字」に振り回されないように、しっかり把握したいものですね!

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★皆様のご意見をお聞きしたく、大変お手数をおかけいたしますがアンケートにご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。
〈アンケート〉https://forms.gle/64mLoBgxA8YMQf2fA

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それでは今日はこの辺で。
また来週水曜日に!!


数字は大好きな
中川でした!!


次回もどうぞお楽しみに…
いつもありがとうございます。         


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