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嫌なことノート から学ぶ新しい発想と行動論

東京で街撮りを楽しみ、読書も好きな板垣 ふみです。
今回は、以前読んだ本

嫌なことノート 

について読んだ感想と概要についてご紹介します。

嫌なことは4パターンある

表題の通り、嫌なことというのは、4パターンあるとの記述がありました。
具体的には、

自分に起きた嫌なこと
自分の身の回りの他人に起きた嫌なこと
自分がやってしまった嫌なこと
メディアや街中で見た、嫌なこと

の4点です。
これら4点を踏まえ、嫌なことを書き出しどう活用、そしてどう工夫していくのかを簡単にまとめます。


嫌なこと=チャンス

自分が何かをなくしたり、何かを忘れてしまったりと痛い思いをした時、落ち込む感情に陥るのは当然のはず。
でもその時必ず思うことって、
「次は絶対気をつける。。。」
こう感じるのではないでしょうか?

嫌なことというのは他にも様々。
例えば会社の上司が部下のこと、そして自分のことを強く怒鳴り散らかしていたとしましょう。
その時感じる心情としては、
「絶対あんな上司にはならない。ありがとうの一言くらいあってもいいのに」や、「部下が怒られてしまってかわいそう。どうすれば解決できたのかな。」など、人によって様々感じる部分があります。
つまり、嫌なことが身近にあった時は必ず解決策を見出すのがほとんどの人の行動心理。
そう、まさにその行動心理こそが、新たなアイディアやビジネスチャンスを作るきっかけだと本書では述べていたのです。

”人間が感じる嫌なこと” を無くしていく。

例えば、週末の掃除時間。
普段仕事で疲れている中、週末は寝たいのに掃除をしなきゃいけない。
こんな時、楽に掃除ができるアイテムがあれば、、なんて、みんな思うことですよね。


僕が普段愛用している、こちらのスプレー。
浴槽清掃をするとき、このスプレーだけかければ擦らずOKというまさに怠惰な僕に必要不可欠なアイテム。
これも、かつて年中寒い浴槽で掃除していた嫌な経験がアイディアとなり生まれた商品であることは間違いありません。

春服を買いたいけど何を買ったらいいかわからない、、
なんてお悩みも、全部相談できるお店のスタッフがいれば需要がありますよね。
至極当たり前の話なのですが、こんな日常の些細な嫌なことをノートにまとめ、新たな発見とアイディアを見つけることが重要だよ、そう伝えている本でした。

_まとめ_ 
ただのおすすめ ではなく、需要を見定めよう

売れない商品や売れないコンテンツ、読まれない記事の共通点はあります。
それは、”提供元の主観や好みが真っ先にきているもの”です。

私がいいと思ったから使って欲しい!
という紹介も魅力的で興味をそそられますが、それよりも
こんな大変だった作業がすごく楽になるから使って欲しい!

の方が、見る人や学ぶ人の範囲をより広げられることは確かです。
まずは身近な人たちや職場、そして自分の仕事にこの思考を反映させてみましょう。
必ず新しい発見が生まれ、よりクリエイティブに物事に取り組めるはずです!


気になる方は、ぜひ本書を読んでみてくださいね。
それでは、いい読書ライフを!






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