一等星は指名手配を免れるか
昨夜が、推しの活動休止前最後の配信だった。
「必ず帰ってくる」と宣言してくれた。
「こんなに応援してくれる人たちがいるのに、帰ってこなかったら犯罪」と言ってくれた。
帰ってこなかったら国際指名手配です。そんな言葉に笑って同意してくれた。
あなたは、私の一等星。見上げたらそこに輝いている。雲に隠れて見えなくても、月が眩しくて霞んでも、昼間の空には会えなくても。そこにいると知っているし、いつかは見えるとわかっているなら……いつまでも、飽かず見上げてそのときを待てる。
また、ヨハン・シュトラウス像の前であなたに会えたら。ありったけのブラックサンダーと、心からの「お帰りなさい」を、あなたに。