
条文サーフィン~裁判所法の波を乗りこなせ!!~<第87回>「法廷の秩序維持」
読み易さは正義!!
「読み」のハードルを下げて、
最速で法令の条文を読んで理解する
「条文サーフィン」。
「条文サーフィン」は、平面的な条文を立体的に読み込む一つの試みです。
条文サーフィン
【裁判所法】編の
はじまり、はじまり。
さて今回は、「第七十一条(法廷の秩序維持)」です。
【裁判所法】 >「第五編 裁判事務の取扱」>「第一章 法廷」(第六十九条―第七十三条)より。
では早速、「条文構造」を意識して編集した法令の条文、その一行一行を「波」に見立てて、かるーく乗りこなす「条文サーフィン」を始めていきましょう!!
〇裁判所法(昭和二十二年法律第五十九号)
第七十一条(法廷の秩序維持) 法廷における秩序の維持は、裁判長又は開廷をした一人の裁判官がこれを行う。
② 裁判長又は開廷をした一人の裁判官は、法廷における裁判所の職務の執行を妨げ、又は不当な行状をする者に対し、退廷を命じ、その他法廷における秩序を維持するのに必要な事項を命じ、又は処置を執ることができる。
第七十一条(法廷の秩序維持)
法廷における秩序の維持は、
↓
裁判長又は開廷をした一人の裁判官が
↓
これを行う。
② 裁判長又は開廷をした一人の裁判官は、
↓
法廷における裁判所の職務の執行を妨げ、
↓
又は
↓
不当な行状をする者に対し、
↓
退廷を命じ、
↓
その他法廷における秩序を維持するのに必要な事項を命じ、
↓
又は
↓
処置を執ることができる。
(※裁判所法=令和5年6月14日現在・施行)
以上が、裁判所法の「第七十一条(法廷の秩序維持)」です。
ここまで読んだ貴方は、読む前の貴方とはちょっと違うはず。その違いが「条文サーフィン」を続ける意味です。
ここだけの話。
「テキスト」を読んでから「条文」を読むより、先に「条文」を読んでから「テキスト」を読む方が理解がグーンと進みます。理解のカギは「先に疑問を持つこと」です。そうすることで、「テキスト」が宝物になります。
☆「読んでみようと思える六法をつくる」プロジェクト(マガジン版)から(↓)
その他。
イチから条文を読まないから、
速く読めて理解できる。
それが「条文サーフィン」。
条文を"読むコツ"が自然と身につく、
紙の六法で読む前に
”読む六法”(マガジン版)をどうぞ。
コーヒーでも飲みながら、まずは気楽に条文を眺めてみてはいかかでしょうか? 物事を始めるハードルは低い方がよいですよ。確実に出来そうな事から始めるのがコツ。(^^)/
<こっそり☆おまけの穴埋め問題>
[裁判所法]
〔問 題〕次の条文中の( )内に入る語句は何か。
第七十一条(法廷の秩序維持) 法廷における秩序の維持は、裁判長又は開廷をした一人の裁判官がこれを行う。
② 裁判長又は開廷をした一人の裁判官は、法廷における裁判所の職務の執行を妨げ、又は不当な行状をする者に対し、( )を命じ、その他法廷における秩序を維持するのに必要な事項を命じ、又は処置を執ることができる。
〔解 答〕
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
( 退廷 )でした。
第七十一条(法廷の秩序維持) 法廷における秩序の維持は、裁判長又は開廷をした一人の裁判官がこれを行う。
② 裁判長又は開廷をした一人の裁判官は、法廷における裁判所の職務の執行を妨げ、又は不当な行状をする者に対し、( 退廷 )を命じ、その他法廷における秩序を維持するのに必要な事項を命じ、又は処置を執ることができる。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!
ではまた。(^^)/
明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)。