流行りに乗ってRRR
流行りに乗って、インド映画のRRRを見てきました。
ガンバレルーヤがナートゥダンスを踊ってるのを見て、THEインド映画な踊って踊って！な感じの映画なのかと勝手に想像していましたが
良い意味で想像を裏切られる、かなり満足感の高い映画でした！
インド映画デビューを記念して、ネタばれを含みながら感想を残しておこうと思います。
ナートゥダンスは割と序盤
インド映画初心者なんでクライマックスにナートゥダンスがあって皆ハッピー！ワイワイ！みたいな感じなのかと思ってたけど、割と序盤にもうナートゥダンス。全てを見終わってから振り返ると、この場面の楽しそうな2人のままでいてほしいと心が苦しくなる。ビームに華をもたせるためにわざと負けてあげるラーマ兄貴、最高です。素直に喜ぶビームもジェニーも好き。
どちらかと言うとビームの方が兄貴顔じゃない？
ビームの方が老け顔というか貫禄というか、別にいいねんけど老け顔のビームがかわいい瞳で「兄貴ぃ！」って懐いてる感じが何かおかしくてでも可愛い。そう思うと確かにラーマの方が兄貴感はあるね。演技力！
序盤は個人の見分けがつかなかったけど何とかなった
海外映画(ドラマ)の私あるあるで、人の見分けが全くつかず序盤は混乱しがち。ジャングルの中でポーズ決めて気合入れてた人がビームだと分かったのも、街の活動家の集会所に潜伏してビームの弟を追いかけたのがラーマなことも、そしてこの二人が橋で子供を助ける場面に登場していたことも、話の流れで分かったくらいで、顔の見分けはつかず。笑
どっちがビームでどっちがラーマ？俺があいつであいつが俺で？
流石に二人が仲良くなったころには見分けつきました。でも服装が変わると途端に分からなくなるのである。特にビームの弟はマジで分からん。
女性陣の美しさに心奪われる
ラーマのお母さんもシータも綺麗すぎてうっとり。アイラインが濃いメイクがさらに美人を引き立てるのよね。。。映画の中ではシータは悲しい表情が多かったのだけど、エンディングで元気に踊ってる姿を見れて何か安心した。特に、シータが真ん中で踊って、ビームとラーマがそれを踊らず見てて「もうっ！」ってなってるところが可愛すぎる。おちゃめさん。
悪い奴が最後まで改心しなくて逆に良かった
悪い奴は悪い顔してるし、悪いことしかせんし、性格も終わってるし、いい所一つもないから良かった。変に優し気なところ見せられたら何か可哀そうになってしまうタイプなので、悪いままで良かった。
総督夫妻の最後は、まさに因果応報。全く可哀そうじゃなかった。
二人ともが幸せになれて良かった
お互いが自分の使命を果たすために思いを貫いて、すれ違うこともあったけど、シータからラーマの本心を聞いたビームが危険を顧みずラーマ救出に向かったことも、ビームを助けたためにラーマの故郷に誓った思いが果たせたないということもなく、マッリもお母さんに会えて(お母さん生きててよかった…)、ラーマの故郷に武器を持ってこれたし、それぞれの使命が果たせて良かった。そうじゃなかったらエンディング楽しめません。
特にラーマ、シータと幸せになってくれ。そして村を守ってくれ。
ジェニーのハート強すぎ
総督夫妻の姪という立場でありながら、差別の心を持たないジェニー。救出はジェニーの協力がなければ成功しなかっただろうけど、まず地図持ち出すのも凄すぎるし、指名手配されてるビームと落ち合えるのも凄すぎる。そしてなんといっても一応親族が壮絶にやられた後に、最後ビームの家族といぇーいってなってるのも凄いし。笑
まぁ深くは考えまい。ジェニーかわいい。好き。マッリに優しくしてくれてありがとう。最初から最後までずっといい子で良かった。
家で3時間ぶっ通しで見るのは、多分集中力続かないから映画館で没頭できて良かった！
見終わった後は、すっきりとした爽快感。そしてインドに行きたくなります(これは私だけか）。
お時間があればぜひ。
あとちょっとだけ感想を
・クライマックスの森の中で戦ってる時、ビームがバイクを投げて敵を倒すところ笑った。バイクで轢くとかじゃなく投げつけるタイプなのね。
・屋敷にビーム一派が乗り込むところで、猛獣たちが普通にビームにも襲ってくることが、動物からみて人間に敵も味方もないし、それが普通だから、ご都合主義じゃない動物の書き方が良かった。登場シーンかっこいい。
・ラーマのお父さんの心が強い。それに答えた少年ラーマの心も強い。武士道を感じた。
・この映画のラストの展開がああでなければならない理由を上手く言葉にされていたnoteの記事があったのだけど、まさにその通りだと思った。
・痛いシーンが多いので、苦手な人は目をつぶりましょう。
・エンディングのダンスで、ラストにおじさんとジェニーが出てくるけど、そのおじさんが総督かと思ってどぎまぎ。共通点は髭だけ。ちゃんと監督でした。
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