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イギリスの人気なコーヒーチェーン店〜マイナーから大手までをご紹介します!

新天地へ到着してコーヒーやWi-Fiはスタバ以外にどこがいいのか分からないと思ったことはないでしょうか?確かに世界中大人気なスタバは無難なチョイスでWi-Fiを求めている学生、会社員、観光客でいつも満員状態なんだけど、他にはWi-Fiを使える美味しいコーヒーのチェーン店がたくさんあります!

カフェ巡りを兼ねてイギリスにいる間に新しいコーヒー店を試してみませんか?珈琲専門店からチェーン店まで色々な国でコーヒーを飲んできたイギリス在住のコーヒー好きの私が、イギリスのマイナーから大手までのコーヒーチェーン店をご紹介したいと思います!


イギリスの大手チェーン店

Costa Coffee(コスタ・コーヒー)

ラテ、カプチーノ、アメリカーノ

植物性ミルクの種類:豆乳
植物性ミルク追加料金:
なし
Wi-Fi:あり
ポイントカード:あり(アプリ)
客層:全年齢
おすすめの注文:カプチーノ、ラテ、ホットチョコレート

どこにでもあるイギリス最大規模の人気なコーヒーチェーン店です。元々イタリア出身であるブルーノ・コスタとセルジオ・コスタの兄弟によって1971年にロンドンで設立されたが、今はイギリスだけはなく中国、ヨーロッパ、東南アジア、アラブ首長国連邦など国外でも商売しています。コンビニやスーパー、ガソリンスタンドでコスタ・エクスプレスの自動販売機から購入できるんでかなり便利で安いです。

私は学生の時によく通っていたコーヒー店で大好きな豆乳も無料!多くのカフェは植物性ミルクには追加料金があるので、無料であることは大きなメリットだと思うけど、豆乳以外の植物性ミルクは提供していないらしい。

カップのサイズがスタバのように大きいほうなので、まろやかで強くないコーヒーを求めている方にはおすすめかな。でも、エスプレッソやコーヒー通の方にとっては弱すぎかもしれません。コーヒー以外にここのホットチョコレートがスタバより美味しいので、冬にでもぜひ試してみてください!

Cafe Nero(カフェ・ネロ)

カフェ・ネロ

植物性ミルクの種類:豆乳、オーツ、ココナッツ
植物性ミルク追加料金:
豆乳は無料、オーツとココナッツは有料
Wi-Fi:あり(アプリ)
ポイントカード:あり
客層:中年〜高齢の方が多い印象
おすすめのドリンク:エスプレッソ、アメリカーノ

アメリカのビジネスマンであるジェリー・フォードによってロンドンで設立されたイギリスの3番目に大きいコーヒーチェインで、ヨーロッパ、アラブ首長国連邦やオマンにも支店があります。イタリア風のコーヒーを提供するコーヒー店で大手のチェーンにしてはエスプレッソへのこだわりが強いと感じました。他のチェーンより味が濃くて量も少なめなので、専門店と普通のチェーン店の間ってのだ感じかな。イメージ的には若者だらけのスタバに比べて渋いせいか、学生よりもの高齢者の方をよく見かけます。個人的にデカいマッグが好きエスプレッソをそのまま飲まないので、あまり行かないんです。

Pret A Manger(プレタマンジェ)

プレタマンジェ

植物性ミルクの種類:豆乳、オーツ、ココナッツ
植物性ミルク追加料金:なし
Wi-Fi:あり
ポイントカード:あり(アプリ)
客層:会社員が多い
おすすめ:コーヒーよりランチの方がおすすめ

小さな街よりロンドンやマンチェスターなど大都市には支店が多い、オフィスワーカーには結構大人気なコーヒー店です!なぜこの客層に人気なのか考えてみたんだけど、いくつかの理由が浮かんできました。一つ目の大きな理由は、美味しくて健康的なサラダやスナック(ゆで卵、枝豆、果物のスナック)の豊富さ、栄養たっぷりのスープなど体に良いランチを色々提供しているのです。例えば、サーモンサラダ、ファラフェルサラダ、トマトスープ、プロテインセット(スモークサーモン、ゆで卵、枝豆、ほうれん草)など。

ランチセットが一番豊富なPRETは会社員にはすごく人気のようです

二つ目の理由としては、日本橋のような会社の多いエリアでよく見かけます。空港にもあるので、自分は飛行機前に必ずここで何かを買って持っていきます(飛行機の食事を期待できないので。。。)。コーヒーに関しては個人的にあまり美味しくないと思います。味の好みは人それぞれなんだけど、スタバやコスタより水っぽくて味が薄いなと思いました、。コーヒーのサブスクリプションサービスはあるらしいけど、1日に数回行かないとあまりコスパ良くないんですね。

他の珈琲ショップはケーキやマフィン、地味なサンドウィッチぐらいしか提供しないけど、健康的なランチやスナックを提供しているのが大きなメリットだと思います。カロリーと栄養値の情報もちゃんと書かれているので、ダイエットの方にはおすすめかな。それに、植物性ミルクの種類は三つあって全部無料。

GREGGS(グレッグス)

テイクアウトのみのGREGGS

植物性ミルクがない、もしくは特定の支店だけ
Wi-Fi:
あり
ポイントカード:あり(アプリ)
客層:全年齢、学生、英国のヤンキーたちもたまに見かけたりして。。。(笑)
おすすめ:特にありません

こちらは全国一番安いカフェだと言っても過言ではないぐらい激安です!マックほどのファーストフード店ではないが、低質で安くてPRETとは正反対に体にあまり良くない食事ばかりなので、プチファーストフード店って感じかな(ハンバーガーよりチーズサンド、バゲットやパスタ、ドーナツ、ピザ、ソーセージロールなど)。どこにでもあるぐらい大きなチェーン店で店内の席がない場合は多々あるので、テイクアウトをする人が多い。コーヒーはすごく安くてドリンクメニューも豊富なんだけど、インスタントとあまり変わらないぐらい質の低さを感じます。

私はPRETやM&Sが提供している健康的で高質な食事と濃厚なコーヒーが好きなので、GREGGSへ全く行かないんです。お試しに一回ぐらい行ってみたんだけど、自分の好みとはあまりにも違いすぎるので、2度目はありませんでした。コーヒーと食事にちょっとしたこだわりがあるせいかそう思っただけかもしれませんが、節約したい方にはおすすめかな。

国際チェーン店

スターバックス

人気であるフラペチーノ

植物性ミルクの種類:豆乳、オーツ、ココナッツ、アーモンド
植物性ミルク追加料金:あり
Wi-Fi:あり
ポイントカード:あり(アプリ)
客層:学生、観光客、社会人など客層が幅広い
おすすめ:期間限定のドリンク、フラペチーノ、抹茶ラテ

アメリカのシアトルで開業した、誰もが知っている世界一のコーヒーチェーン店であるスターバックスはもちろん、イギリスのコーヒー業界も支配しています。世界中どこへ行ってもあるぐらいの大企業なんで、国限定のドリンクはあるものの(例えば、日本のほうじ茶ラテはイギリスにはないなど)、基本的にはコーヒー自体が同じ感じなので無難なチョイスですね。特に旅行や知らない国へ行く時はスタバならきっと安心できるでしょう。

一つ知っておいた方がいいのは、イギリスの抹茶ラテは無糖でドリンクの糖分も基本的に日本やアメリカより少ないので、もっと甘くしてほしい場合はスタッフに砂糖を追加してもらうか、それとも自分で調整する必要があります。

他のカフェより遅くまで空いているんでWi-Fiも良いので、学生、観光客、オフィスワーカーなどで常に溢れています。医療スタッフ(NHS)への割引があって職場や家の近くにも支店があるので、私の普段のコーヒー店のチョイスはスタバなんです。ポイントが貯まるのは結構遅いけど、何もないよりマシかな。それに、他のコーヒー店に比べてドリンクのカスタマイズ性が高くてなんでも応じてくれるので、アイスの量から味付けまで色々調整できるのがスタバの特徴です。それに、植物性ミルクの種類が多くて無料だし、期間限定メニューも結構あるし、コーヒー業界を支配している理由は納得。

Tim Hortons(ティムホートンズ)

ジャンクフードが多い

植物性ミルクの種類:豆乳、オーツ、ココナッツ
植物性ミルク追加料金:ない
Wi-Fi:ある
ポイントカード:あり
客層:家族が多い、学生
おすすめ:特にありません

カナダで開業された国際チェーン店でコーヒーだけではなく、ファーストフード、エッグマフィン、サンドウィッチなど色々な食事も提供しています。カナダの他にアメリカ、イギリス、アイルランド、フランス、中国、東南アジアやアラブ首長国連邦にも支店があってスタバやコスタの人気度には及ばないが、いつも混んでいるからそれなりに人気かな。

GREGG'sとちょっと似ているファーストフード店の雰囲気が強くて値段も安いので、個人的にコーヒー店としてはあまり好きではないんです。2回ぐらいしか行ったことがないけど、店内のファーストフードの匂いがすごくて洋服に付いていたし、コーヒーの味もマックドナルドとほとんど変わらない安っぽい味でした。

マイナーなチェーン店

Black Sheep Coffee(ブラック・シープ・コーヒー)

アイス抹茶ラテ

植物性ミルクの種類:豆乳、オーツ、ココナッツ、アーモンド
植物性ミルク追加料金:
あり(£0.49)
Wi-Fi:あり
ポイントカード:あり(アプリ)
客層:社会人やオフィスワーカーが多い
おすすめ:期間限定の抹茶ラテメニュー!

全国69支店しかない、ちょっとニッチな英国のコーヒーチェーン店です。
ブラックシープはコスタやスタバほど支店はさほど多くはないが、コーヒー専門店のようにコーヒーがかなり濃厚でめっちゃ美味しいです!チェーン店なのにコーヒー通向けって感じだけど、コーヒー以外のメニューも充実しているので、誰でも楽しめると思います。カフェインの量がかなり高いので、夕方以降は避けた方がいいかもしれない。

でも、ブラックシープの特徴といえば、抹茶メニューの豊富さなんです。抹茶ラテだけではなく、ブルーベリー、いちごクリーム、バニラ、パッションフルーツなどの抹茶ラテがあってめっちゃ美味しいです!個人的にバニラ味が一番好きかな。抹茶パンプキンスパイスラテアップルクランブル抹茶ラテなどの期限限定のドリンクや抹茶ワッフルもあるので、ちょっと変わった形で甘い抹茶を頂きたい方にもおすすめ。ドリンクの他にワッフル、ケーキ、スムージー、スムージーボウルや甘いものも提供しています。

秋の限定メニュー

値段は普通のチェーンより高くて植物性ミルクの追加料金もかかるんで常連客になるにしては金銭的にちょっと厳しいけど、ご褒美としてはいいと思います!

GAIL's Bakery(ゲールズ)

パンの種類が本当にすごい!

植物性ミルクの種類:豆乳、オーツ
植物性ミルク追加料金:あり(£0.40)
Wi-Fi:あり
ポイントカード:あり(アプリ)
客層:社会人、パン好きさん、観光客もよく見かけたりします。
おすすめ:フィルターコーヒー、パン

ロンドン中心のパン屋さん・ベーカリーなんだけど、コーヒーやお茶も提供する中々人気なお店で休日には行列に並ぶことが多いです。ロンドン以外にマンチェスター周辺やチェスター、ブリストルなど支店があり、コーヒーよりパンの方が人気らしい。

コーヒーに関してはかなり美味しいが、量が非常に少ないんでカップも欧米にしては小さくて値段も高め。植物性ミルクの追加料金があり、コーヒーメニューは普通のコーヒー(ブラック、ラテなど)以外にほとんどないので、コーヒーだけのために行くお店としてはおすすめできないかな。でも、ここのフィルターコーヒーが中々美味しくて量も多めなので、コーヒーを注文するならフィルターコーヒーがおすすめ!

美味しいパン目当てに行くお客さんが多くて種類もスーパーより莫大なので、ベーカリーとしては及第点だと思います!ワッフル、サラダ、スープ、ベーガル、キッシュなども提供しているので、朝昼晩には良さそうですね。

Blank Street(ブランク・ストリート)

マンチェスターの支店

植物性ミルクの種類:オーツ、アーモンド
植物性ミルク追加料金:あり(£0.40)
Wi-Fi:あり
ポイントカード:なし
客層:若者、抹茶好きさん、20〜30代の社会人が多い
おすすめ:ピスタッチ抹茶ラテ、いちごクリーム抹茶ラテ

アメリカのブルックリン・ニューヨークで設立されたコーヒーハウスで、イギリスのロンドンとマンチェスターにもいくつかの支店があります。お店の抹茶色のブランド・カラーが表しているかのように、コーヒーより独特な抹茶メニューの方が人気らしい。ブルーベリー、パッションフルーツ、レモン、いちごクリームなどフルーティーな抹茶ラテが様々で、「抹茶ネイルポリッシュ」(抹茶色だけで抹茶自体が入っていない!)までもあります!人気な味といえば、ピスタッチ抹茶ラテとかいちごクリーム抹茶ラテかな。

抹茶ネイルポリッシュ

欠点と言えば、値段、植物性ミルクの追加料金、そして豆乳がないことです。マイナーなコーヒー店だけあって大手の店より高いけど、ユーニックな抹茶ラテを飲むために行く価値があると思います。

92 Degrees

リーズの支店

植物性ミルクの種類:オーツ、アーモンド、ココナッツ
植物性ミルク追加料金:オーツだけが無料、ココナッツとアーモンドは£0.49
Wi-Fi:あり
ポイントカード:なし
客層:社会人、コーヒー通
おすすめ:コーヒー全般

リヴァプールで設立された珈琲専門店で支店は北の方にしかありません。リヴァプール周辺の他にマンチェスター、リーズ、グラスゴーやエディンバラにもあります。エスプレッソがメインとなっている専門店なので、渋みが残るエスプレッソやブラック、フィルターコーヒーを飲みたい方にはおすすめ。

植物性ミルクに関しては豆乳はないけど、ココナッツ、アーモンドとオーツミルクがあります。値段は普通です。

200 Degrees

マンチェスターの支店

植物性ミルクの種類:豆乳、オーツ
植物性ミルク追加料金:ない
Wi-Fi:あり
ポイントカード:あり(アプリ)
客層:社会人、コーヒー通
おすすめ:コーヒー全般、コールドブリュー、抹茶ラテ

バリスターの学校が経営している珈琲専門店でコーヒーへこだわりのあるお客さんが多い印象でした。ノッティンガムで設立され、マンチェスター、バーミンガム、リーズ、レスター、リヴァプール、ヨーク、シェフィールド、チェスター、ダービーなど南西、南東、東イングランドの街には支店があります。

コーヒーワークショップやレッスン(初心者〜上級者まで、ラテアートなど)、バリスタになるためのコースもやっているので、イメージとしてはプロって感じかな。専門店なので値段は中々高いけど、ここの珈琲がとてもまろやかでめっちゃくちゃ美味しいので、贅沢したいときには行ったりします。

抹茶ラテも提供していて無糖で作ってもらえるので、体にいい抹茶ラテを飲みたい時にも行くんです。食事は主にサンドウィッチ、キッシュ、スープ、マフィンなど軽いものだけ。ミーティングルームを提供しているので、会議とか勉強会などのために借りられるらしい。滅多にないコーヒーマシンやコーヒー豆のサブスクリプションサービスもあります。

その他

マンチェスターに住んでいるんでロンドンへ行くのは年に一回以下なので、まだ行ったことがないチェーン店やロンドンにしかないチェーンはまだあります。調べてみたところ、Puccino’s、Joe & the Juice、Esquiresや Monmouth Coffeeというチェーンもあるので、次の機会に行ってみたいです!

お店によってカフェインの量が違いすぎる!

この前ニュースで話題になっていたのですが、大手のコーヒーチェーンのカフェイン量がかなり違うらしい!面白いなと思ったので、一応貼っておきました。

好きな順〜ランキング〜

大手チェーン店

1位:スタバ
2位:コスタ
3位:PRET
4位:カフェネロ

ニッチなチェーン店

1位:Black Sheep Coffee
2位:200 Degrees
3位:Gails
4位:Blank Street
5位:92 Degrees

GREGGSとTim Horton'sはランキングに入らないぐらいマズいと思ったので、ランキングから除外しました。

終わりに

いかがだったでしょうか?好きなコーヒー店があれば、ぜひコメント欄で教えてください!

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